シーパラ生まれの赤ちゃんたちの…今！

　みなさん、こんにちは！

　横浜・八景島シーパラダイスの飼育員がお届けする「生きもの日記」。

　第12回は「アクアミュージアム」でイルカやアザラシ、セイウチなどの海に住む哺乳類の飼育担当をしている藤代大亮がお伝えします。

　今回は、これまで「生きもの日記」でご紹介した“赤ちゃんたちの、今”をご紹介します。

　前回の記事はこちら。
　■家族が増えました！　コツメカワウソファミリー

　※過去の連載記事はこちら：横浜・八景島シーパラダイスの飼育員生きもの日記

　まずは、第2回の日記でご紹介した、水族館「ふれあいラグーン」で誕生したケープペンギン「キャッチ」！

　3月17日に1歳の誕生日を迎えたばかりです！

　この時はまだフワフワの羽に包まれた姿をしていましたが、現在は…

　こちら！！

　羽は生え変わりましたが、まだ成鳥とは模様が異なります。

　パフォーマンスやパレードでも活躍中です。

　「ふれあいラグーン」で行った「ふれペン♡総選挙」でも2位にランクインしました。

　みんなの中で唯一模様の違う「キャッチ」をふれあいラグーンで探してみてください！

　続いては第3回の日記でご紹介した、「アクアミュージアム」で誕生したクロウミウマの…

　たくさんの赤ちゃんたち！

　

この時はまだほんの数cmしかなく、大人と同じエサをやっと食べられるようになった頃です。現在は…

　こちら！！

　今は約15cmになり、エサもパクパクと食べてすっかり大人になりました！

　そして、次の世代へと命を繋いでいくため、繁殖を目指してバックヤードで生活しています。

　またクロウミウマの赤ちゃんのお披露目を楽しみにしていてくださいね！

　さて、続いては第4回の日記でご紹介した、「ドルフィン ファンタジー」で誕生したバンドウイルカの「フォア」の赤ちゃん！

　実はまだ名前が付いていないのです…

　もう少しだけお待ちください。

　この時はお母さんにピッタリくっついて泳いでいましたが、現在は…

　こちら！！

　少しずつお母さんから離れて泳ぐことやおもちゃで遊ぶ姿も見られるようになりました。

　とはいえ、まだまだお母さんに一緒にいてほしいようで、おもちゃの方へよくお母さんを誘っています。

　最後に、第7回の日記でご紹介した、「アクアミュージアム」で誕生したハイイロアザラシ「ツネ」！

　この時は小さく切ったエサを食べるのも不器用でしたが、現在は…

　こちら！！

　大きなサバもペロリと食べれるようになりました！

　お姉ちゃんたちに比べるとまだ体は小さくあどけなさが残っています。

　そして！！

　3月19日に1歳の誕生日を迎えたばかりです！

　おかげさまで、みんな元気いっぱいにすくすく成長しております。

最後に

　卵を産むためだけに最後の力を残して産卵後すぐに死んでしまう生きものや、親離れするまで子育てに励む生きものがいます。

　どの生きもののお母さんたちにも共通して「卵や赤ちゃんを無事に産み、立派に育つことを願う」ということが本能に刷り込まれていると感じます。

　シーパラでは多くの生きものたちに「子を産む、子育てをするという喜び」も味わってもらい、さらにその子どもたちが命を繋いでいくサイクルを作れるよう、引き続き生きものたちが健康で安心して楽しく暮らせる環境作りに努めていきます。

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横浜・八景島シーパラダイス
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