横浜の歴史・文化を体感しよう！横浜市、クルーズ船上の体験型演劇や三溪園での宿泊を開催へ

2023年09月12日 09時00分更新

クルーズ（イメージ）

　横浜市は9月8日、国内初となる水辺空間を活用した船上の体験型演劇「クルージング・イマーシブシアター」および「三溪園での宿泊」を、観光庁の「観光再始動事業」による支援制度を活用して実施することを発表した。

　横浜市には港・歴史的建造物等の魅力資源や緑豊かな公園・河川等の公共空間が都心臨海部に多数あり、これらを積極的に活用し、にぎわいを創出する取り組みを、地域・事業者等の様々な主体と連携しながら推進している。本取り組みは、その一環として実施するもの。これを契機として、河川等の公共空間や歴史的資源のさらなる活用に取り組み、インバウンドの促進や経済活性化につなげる狙いだ。

水辺空間を活用した船上の体験型演劇「クルージング・イマーシブシアター」

　大岡川・中村川・堀川をクルーズしながら日本のイマーシブ（没入）シアターの第一人者であるダンスカンパニー「DAZZLE（ダズル）」による体験型演劇を上演。公演では入海を埋め立て、発展の礎を築いた横浜の歴史・文化を追体験できる。舞台は全て公共空間（船上、桟橋など）とし、訪日外国人も楽しめるよう国の言語にも対応する。本取り組みで、水辺空間と周辺のまちのにぎわい創出や、夜間公演によるナイトタイムエコノミーの活性化につなげる。