【自動運転】西新宿が未来都市に!? 5Gを活用したプロジェクトの公募開始

　日本工営は4月26日、「令和3年度西新宿エリアにおける自動運転移動サービス実現に向けた検討調査業務委託」を受託し、「スマート東京先行エリア」でもある西新宿エリアを対象に、5Gを活用した自動運転移動サービスの実証支援や事業化に向けた検証などを実施する、事業プロモーター業務を務めると発表した。

　同社は本事業で、西新宿エリアでの自動運転技術と5Gを組み合わせたサービスモデル構築に関するプロジェクトを募集する。応募の中から優れた取組みを2件程度選定して、プロジェクトの実施に係る支援を行ない、実証を通じて得られた結果をもとに、法的課題や事業継続性の検証等を実施する。

事業スキームイメージ

　実証実験の募集対象は、西新宿エリアにおいて、将来の事業化を目指した自動運転での移動サービスや輸送サービスの実証を行ない、スマート東京実施戦略の推進や、西新宿エリアの地域課題解決（回遊性の向上、公共交通の使いやすさ向上、バリアフリー満足度向上等）に寄与することをテーマ・目的としたプロジェクトであること。くわえて、西新宿エリアでの自動運転移動サービスの早期事業化可能なプロジェクトかつ自動運転移動サービスにおける5Gの利活用方法がより明確であるプロジェクトとのこと。

　なお、今回の公募は6月17日で締め切り、実証実験は12月までを目途として合計2週間～4週間程度を予定している。プロジェクトの選定は、6月中旬～下旬頃に行なう。

　また公募内容についての説明会をウェブ会議形式で実施する。応募にあたって説明会の参加が必須。開催日時は5月11日9時～、10時30分～、5月13日13時30分～、15時～の4回。申し込みは参加希望日の前日16時まで、電子メールで連絡する。
メール送付先：日本工営
E-mail：ml-autonomous-car-tokyo@dx.n-koei.co.jp

　公募の詳細などについては下記特設ページのリンクから確認できる。