第1回

【連載】83太郎おすすめ！　港南区の絶景スポット

2021年05月13日 10時00分更新

　「横浜18区の魅力を伝え隊！」では、区のキャラクターや区役所で働くスタッフが、さまざまな切り口で各区の魅力をお伝えしていきます。第1回の担当は港南区です。

●港南区ってどんなところ？

　1969（昭和44）年に南区から分区して誕生し、2019（令和元）年に区制50周年を迎えました。かつては西側が相模国、東側が武蔵国と2つの国で分かれていました。旧国境が区の中央にあるのは市内でも港南区だけです。区内の大部分が住宅地や団地として開発されたため、閑静な街並みが広がります。一方で上大岡駅や港南台駅周辺はショッピング施設が多く、横浜駅や東京都心部へのアクセスもよいため、暮らしやすい環境が整っています。

　みなさん、こんにちは！

　ボクの名前は８３（ハチサン）太郎です。

　小学生が登下校する時間（午前８時ごろと午後３時ごろ）に、散歩やお買物、お家の周りのそうじなどをして、外に出ることで子供たちを見守る「港南ひまわり８３運動」を広めるお手伝いをしています。

　そんな港南区から、ボクがお出かけして見つけた区内のとってもきれいなスポットを、みんなにも教えてあげるね。

●黒船見物の丘（上大岡東３丁目付近）

　上大岡駅の東側は、景色がきれいなところがいっぱいあるんだ。真光寺っていうお寺の近くからは、富士山とみなとみらいが見えるよ。昔、外国の大きな黒い船が来たときは、船を見ようとしてたくさんの人がここに集まったんだって。

＜黒船見物の丘/上大岡～港南中央＞

【解説】1854（嘉永７）年にペリーが率いるアメリカの艦船（黒船）が横浜へ来航しました。真光寺の高台は見晴らしがよく、近隣の村人が艦船を見るために集まってきました。だんごやお茶を売る人まで現れて、よりいっそうにぎわったそうです。

◆アクセス港南区デジタル観光マップhttps://bit.ly/3dymLIp

●日野公園墓地（日野中央1-13-1）

　とっても広いお墓があって景色もきれいだから、お散歩をしている人もたくさんいるんだよ。ボクはよく知らないんだけど、歌がすごく上手で昔テレビに出ていた人のお墓が、ここにあるんだって。

＜日野公園墓地/笹下～日野＞

【解説】1933（昭和８）年に開園し、横浜市の公営墓地としては最大規模を誇ります。季節ごとの植物が豊富で、四季折々の自然が楽しめます。昭和の歌姫・美空ひばりさんもこの地に眠っています。

◆アクセス港南区デジタル観光マップhttps://bit.ly/3sCNE1X

●芹が谷一丁目公園（芹が谷1-24付近）

　この公園は坂になっていて、一番上まで行くと富士山がきれいに見えるよ。ボール遊びをしたり、すべり台ですべったりできて、ボクの大好きな公園だよ。

＜芹が谷一丁目公園/芹が谷～上永谷＞

【解説】ゆるやかな斜面に広がる芹が谷一丁目公園は、かつて牧場であった面影を残しています。公園の最上部まで上ると、富士山や丹沢を望むパノラマビューが広がります。きれいな朝焼けや夕焼け写真を撮影できるスポットです。

◆アクセス港南区デジタル観光マップhttps://bit.ly/3mZa9x6

●馬洗川（丸山台1-9 ～野庭町1660付近）

　カルガモさんがたまに泳いでいてかわいいんだぁ。夏になるとザリガニ取りをしている子もいるよ。ボクもちょっと前に遊びに行ってきたよ。区役所の人がビデオ（※１）に撮ってくれたから、ぜひ見てみてね。昔はこの辺に滝があって、お馬さんを洗うのにぴったりだったから「馬洗川（うまあらいがわ）」っていう名前になったんだって。