栄光のオリンピック（1964年）を味わおう　ホテルニューグランド「1964 選手村食堂メニュー」提供開始

　ホテルニューグランドでは7月13日～9月5日の期間、タワー館5階「ル・ノルマンディ」と本館1階「ザ・カフェ」にて、「1964 選手村食堂メニュー」の提供を行なう。

　同ホテルの2代目総料理長入江茂忠は、1964年に開催された東京オリンピック選手村「女子食堂」料理長を務め、全国から集まったおよそ300人のシェフとともに、選手やコーチなど93ヵ国およそ7000人の利用者をもてなした。選手村食堂に関わるシェフをはじめとする多くの人々の努力により、日本の食文化は劇的に飛躍、日本人シェフの料理技術が世界に認められるきっかけとなったという。

　ル・ノルマンディでは、野菜入りすましスープやひらめのバター焼き、仔羊チャップのグリルなど、伝統的な料理を多彩にアレンジ。ホテルニューグランド伝統のフランス料理を受け継ぐル・ノルマンディ料理長花木洋一郎氏によるアレンジは、栄養、スタミナ重視の選手村食堂の料理を華やかなコース料理に仕上げている。価格は1万3310円。

　ザ・カフェでは、選手村食堂で人気の高かったペッパー・ステーキを再現。1964年当時は牛ランプ肉を使用していたが、赤身と脂身のバランスが良い柔らかい肉質のリブロースを使用することで肉の旨味をダイレクトに味わうことができる。価格は6110円。

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