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老舗の和菓子・弁当・工芸品が登場! 京王新宿で「京都」物産展、5月19日から

2022年05月16日 16時00分更新

京王百貨店新宿店、京都物産展

 京王百貨店新宿店では、5月19日~24日の期間、「京都」の物産展を開催する。にしんそば発祥の店として名高い「松葉」のイートインをはじめ、老舗料理店による弁当の実演販売や和菓子に欠かせないあんこを特集した「京のあんこフェア」を企画。京都の味41店のほか、工芸品30店が出店する。

イートインコーナー

・松葉「にしんそば」(1人前) 1210円
 文久元年(1861年)創業、祇園に本店を構える老舗そば店「松葉」。京都では年越し蕎麦として馴染みがあるにしんそば。甘辛く煮た身欠きにしんと上品な出汁の蕎麦は京都ならではの一品。

・文の助茶屋「紫陽花パフェ」(1カップ) 1100円(特別企画品)
 明治に活躍した落語家「二代目 桂文之助」が京都東山高台寺にあった茶処を継承し、発祥した「文の助茶屋」。アジサイをイメージした寒天に名物の抹茶わらび餅と抹茶ソフトクリームを組み合わせた、本催事特別企画品の「紫陽花パフェ」を販売する。

・イノダコーヒ 「道明寺と五色豆の抹茶ロール」(1切れ) 600円(特別企画品)持ち帰りは590円
        ホットコーヒー(アラビアの真珠)(1杯) 650円
        グアテマラ トド サンテリタ(挽き)(1袋・180g) 1620円(特別企画品)

 昭和15年(1940年)創業の老舗喫茶店「イノダコーヒ」では、ネルドリップ式で入れる味わい深いコーヒーと抹茶の香り豊かなロールケーキなどを販売。​

食べ比べが楽しい「京のあんこフェア」​

・葵家やきもち総本舗「京おはぎ味くらべセット」 750円(特別企画品)
          (粒あん・こしあん・胡麻・きなこ・宇治抹茶 各1個)

 昭和25年(1950年)創業、世界文化遺産である「上賀茂神社」の鳥居前に本店を構える「葵家やきもち総本舗」。おはぎ用に焚き上げた甘さ控えめの粒あんをはじめとした5種類のおはぎを味わえるセットが登場。

・吉廼家 「いちご大福」(1個) 302円(※写真左前)
     「パイナップル大福」(1個) 270円(※写真右前)
     「豆大福」(1個) 205円(※写真右奥)

 昭和元年(1926年)創業、「吉廼家」が手掛けるこだわりのフルーツ大福はみずみずしいフルーツとあんこの組み合わせが絶妙という商品。いちご大福は粒あん、パイナップル大福は白あん、豆大福は粒あんで仕上げている。

・笹屋伊織「どら焼」(1棹) 1620円
 「笹屋伊織」は、伊勢の城下町で和菓子職人をしていた初代笹屋伊兵衛が京都御所から御用を受けるため京都に呼ばれたことが始まりとする。享保元年(1716年)創業以来、京都御所だけでなく、神社仏閣や茶道の家元に愛されてきた老舗和菓子店。「どら焼」はもっちりとした秘伝の薄皮で棒状のこしあんを巻き上げた、同店を代表する銘菓。店舗では毎月3日間のみ販売される限定商品だが、本催事では会期中毎日販売する。

自宅で楽しめる老舗の味「お弁当特集」

・辰巳屋「京弁当 初夏の彩り御膳」(1折) 3240円(各日30点販売予定)
(京王百貨店限定販売)

 天保10年(1840年)頃、宇治で茶問屋として創業し、大正2年(1913年)から料理店に転身した「辰巳屋」は、抹茶と旬の食材を活かした抹茶料理や伝統の京懐石を提供する料理店。ウナギやタコ、万願寺唐辛子など京都らしさや旬の味を味わえる京王百貨店限定の弁当を販売する。

・うお寿「彩りちらしと西京焼弁当」(1折) 2160円(各日20点販売予定)(特別企画品)
 長岡京市にある老舗料理店、「うお寿」。長岡京市は竹林が有名な地域で、「うお寿」ではタケノコを使用した郷土寿司が人気だ。タケノコや花菜など、春が旬の京野菜を使ったちらし寿司と銀ダラとサケの西京焼が入った二段重で、見た目も華やかな弁当を販売する。

・とり松「網野名物 ばらずし」(1折) 1026円
 日本海に面した京丹後市網野に昭和初期から暖簾を掲げる「とり松」。祭の日や祝いの日など、ハレの日に家庭で食べられていた丹後の郷土料理・ばらずしを飲食店で最初に提供した日本料理店。サバを煎り炊きにした「おぼろ」とすし飯を二段に重ねた上に錦糸玉子、干瓢、シイタケなどの具材を盛り付けている。

レトロモダンな和雑貨と細やかな技が光る工芸品

・くろちく「2wayバッグ 立涌更紗」 6600円(10点限定販売)(京王百貨店初登場)
 京都らしい和雑貨や工芸品を販売する「くろちく」。町屋のような趣がある本店は二条城に程近い、烏丸・四条エリアにある。コンパクトながらも高い収納力で使い勝手の良さにこだわったバッグのほか、可愛らしい和柄のアイテムを販売する。

・松栄堂「誰が袖 みやこ 大」 各990円
 創業300余年、京都御所の南側に本店を構えるお香専門店。常温で香る巾着タイプの匂い袋「誰が袖 みやこ」は、人とすれ違った瞬間にさりげなく香る匂い袋。※色・柄は一例。

・ヒロミ・アート「銀七宝ブローチ」 各1万5180円(各3点販売予定)
 京都嵐山で伝統工芸の一つ、京七宝を製造・販売する工房、「ヒロミ・アート」。現代風にアレンジされたデザインと純銀を使用した華やかな色彩のブローチ。

・長谷川松寿堂「友禅紙タペストリー『七夕飾り』」 2750円
 大正8年(1919年)、色紙、短冊、和紙工芸品の製造業として創業した「長谷川松寿堂」。友禅和紙で仕立てたタペストリー「七夕飾り」は、鮮やかな色合いで七夕を表現している。

「京都展」開催概要

会期:5月19日~24日
会場:京王百貨店新宿店 7階大催場
営業時間:10時~20時 ※最終日は17時閉場

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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