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「横浜スカーフ」の歴史を知ろう! 横浜市歴史博物館にて「横浜スカーフ・アーカイブ資料」が閲覧可能に

2022年06月29日 14時00分更新

みなとみらい線の座席のモチーフとなったスカーフ

 横浜市歴史博物館は6月28日、「横浜スカーフ・アーカイブ資料」が横浜市歴史博物館にて閲覧できるようになったと発表した。

 横浜スカーフ・アーカイブ資料は1994年に日本輸出スカーフ等製造工業組合から横浜市に寄贈されたおよそ11万点に上るスカーフ資料(現物)。横浜市では2013年度に「横浜スカーフ研究会」を組織し、学識経験者や関係企業の協力を得て資料を整理し、データベースを作成した。アーカイブ資料とは、これらのスカーフ資料(現物)とデータベースを合わせたもの。データベースには歴史的に価値のあるおよそ3万点のスカーフの図柄の写真が保存され、これまで横浜市工業技術支援センターにおいて保管し、デザインを利用した新商品の開発などで活用してきた。

 今回、広く市民に開放してさらなる有効活用を図るため「横浜スカーフ・アーカイブ資料」を横浜市歴史博物館に移管した。

​ 閲覧場所は横浜市歴史博物館2階 図書閲覧室。利用料は無料(入室・閲覧申請手続き不要)。また、データベースは横浜市中央図書館(横浜市西区老松町1)でも閲覧可能。

 現物資料の閲覧は、従来と異なり事前申請が必要(日程調整の上、後日の閲覧が可能)。希望者へは写真データの提供も行なっている。

図書閲覧室のデータベース閲覧端末

移管された横浜スカーフ・アーカイブ資料(博物館の収蔵庫に立ち入っての閲覧はできない)

 また、横浜市歴史博物館で開催中の特別展「みんなでつなげる鉄道150年」では、横浜スカーフ・アーカイブ資料より、横浜高速鉄道みなとみらい線の座席のデザインモチーフとなったスカーフの原資料および座席の模型を展示している。

みなとみらい線の座席の模型

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