暗闇に浮かぶ妖怪提灯で背筋ひんやり… 柳川藩主立花邸 御花、アートイベント「奇怪夜行」8月4日から
2023年06月15日 17時50分更新
柳川藩主立花邸 御花は、創業200年以上の八女市にある「伊藤権次郎商店」とコラボレーションし、妖怪の描かれた提灯の展示イベント「奇怪夜行」を8月4日〜6日、11日〜13日、18日〜20日に開催する。今年は新たに江戸時代創業の歴史ある久留米絣の工房「森山絣工房」も特別にコラボレーションし、奇怪な夏の夜を演出する。
今年の本イベントのテーマは「かっぱ」。街中に水路がある柳川には、昔から河童にまつわる文化が残り、柳川の水路沿いにはかっぱの石像が、そして御花には代々受け継がれてきた「かっぱの手」があるなど、かっぱの存在をそこかしこに感じられるという。今回はそんな柳川の人々には身近な妖怪である「かっぱ」に改めて焦点をあてている。
また、今年も立花家史料館では、立花家に伝わる妖怪の絵巻物「芸州武太夫物語絵巻」を展示する。
■奇怪夜行 イベント概要
開催日:8月4日~6日、11日~13日、18日~20日
時間:18時〜21時(最終入場20時30分)
入館料:一般 1500円、高校生 1000円、小中学生 500円、未就学児 無料
会場:柳川藩主立花邸 御花
特設サイト:https://ohana.co.jp/pages/yokaievent
怪談イベント&期間限定「妖怪ルーム」も開催
さらに、奇怪夜行特別イベントとして怪談師の城谷歩氏による怪談イベントを8月10日19時より開催。文化財である御花の大広間の空間で城谷氏の怪談を楽しめる貴重な機会となる。当日はイベント参加者限定で奇怪夜行の展示も観覧できる。参加費は一般5500円。チケットはPassmarketにて販売する。
柳川藩主立花邸 御花では、妖怪提灯と一夜を過ごせる妖怪ルームを1日2部屋限定で販売。夏の夜、妖怪提灯が不気味に灯る部屋で背筋を凍らす体験ができるという。今年は客室に妖怪にまつわる本も設置し、さらに妖怪に浸る一夜を過ごせる。また、宿泊者に限定提灯と妖怪にまつわる本をプレゼントする。
販売日は8月1日~27日、予約開始は6月16日から公式サイトにて受け付ける。料金は5万3210円から(2名1室利用時1名あたり、2食付き)。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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