糸島市の櫻井神社が国指定重要文化財指定に
2023年06月26日 15時00分更新
福岡県糸島市の櫻井神社は6月23日、同神社が国指定重要文化財として、文化審議会より、文部科学大臣に答申されたことを発表した。
櫻井神社は玄界灘に突き出た糸島半島に位置する。古墳の上に覆屋(おおいや)を架け岩戸宮(いわとぐう)と称し、前方に本殿、拝殿、楼門を並べる独特の構成を持つ。
創建から程なく整備された社頭(しゃとう)景観を ほぼそのままに残す希少な神社遺構として価値が高いほか、寛永9年(1632)建立の本殿は三間社(さんげんしゃ)としては規模が大きく、組物や四手先の腰組などは江戸初期の整った意匠を持ち、組物や蟇股(かえるまた)彫刻等を極彩色で豊かに飾っている。
文化庁では、拝殿も平面や開放的な建具の扱いに地域色をみせ、質実なつくりの楼門とともに、福岡藩直営にかかる質の高い社殿群として評価できるとしている。
令和5年6月23日
— 櫻井神社【公式】 (@sakurai_jinja) June 23, 2023
櫻井神社が国指定重要文化財として、文化審議会より、文部科学大臣に答申されました。 pic.twitter.com/NX3K7mk6Xx
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
九州LOVE WALKERの最新情報を購読しよう