【現地レポート】「夜景サミット2023 in 釡山」開催。夜景観光への新たな取り組み

2023年08月18日 09時00分更新

日韓両国から熱のこもったプレゼンテーションが行われた

 「夜景サミット2023 in 釡山」(現地イベント名「Japan Night View Tourism Festival 2023 in Busan」が7/27にロッテホテル釜山で開催された。

 一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが主催する「夜景サミット」はコロナ禍を経て海外では4年ぶりの実施。両国の夜景観光に関連する企業とメディアが数多く集まり、日韓両国の夜景観光における交流促進をテーマに様々な企画が行われた。

会場で掲示されたポスター

韓国のメディアも熱心に聞き入っている姿が目立った

 韓国は訪日人数・訪日消費額ともに1位を占める国。多くの観光客に日本の夜景・イルミネーションの魅力を伝えるため、札幌市、藤沢市、長崎市といった自治体からラグーナテンボス、足利市・あしかがフラワーパーク、東南植物楽園といった施設まで、通訳を交えながらのプレゼンテーションが行われた。

釜山観光公社・李定實(イジョンシル)社長

 釜山は韓国2番目の規模を誇る都市で、夜景観光資源も豊富。また2030年万博の開催都市として立候補をしている事もあり、さらなる注目を集めそう。そういった背景から、釜山観光公社からはグルメやアクティビティ、夜景の魅力を通じて訪韓観光客が増える事への期待感が語られた。

 さらに今回、日本夜景応援大使としてピョ・ウンジさんの起用が決定。女優、モデル、インフルエンサーとして韓国を中心に活躍中。彼女を通じて日本の夜景の魅力が韓国で多く拡散してゆくことが期待される。

一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー丸々もとお代表理事から認定書が送られた

 さらに会場を移して商談会や懇親会も行われ日韓の事業者による活発な交流も行われた。

様々な情報交換が行われた

 「夜景サミット2023 in 釡山」は、魅力的な夜景観光資源を持つ両国にとってその存在をアピールすると共に情報交換や交流を行う絶好の機会となった。今後、日韓の夜景観光への期待感がさらに高まりそうだ(文=夜景LOVE Walker編集部)。

懇親会にも多くの事業者が参加

韓国の地元料理が並ぶ

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