佐賀県は11月14日、同県の情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、シリーズ累計発行部数4700万部を超え、シリーズ40周年を迎えた人気ビジネスマンガ「島耕作シリーズ」(原作:弘兼憲史/講談社)とコラボし「副知事 島耕作」プロジェクトを発表した。
これを記念し、島耕作氏の副知事就任式を11月14日に島耕作氏の母校でもあり、佐賀県が輩出した偉人、大隈重信が創設した早稲田大学の大隈記念講堂にて開催。
当日は島耕作がLive2D(CG)にて登場し、副知事就任式が行われた。また、「島耕作シリーズ」の大ファンで『社長 島耕作』にも秘書として出演歴がある中川翔子さんが島副知事の1日秘書として登場した。
また就任式では、山口佐賀県知事より辞令書を交付。副知事就任に際し、島さんは「最初は正直びっくりいたしました」としつつも「佐賀県の皆様に大きな還元ができるよう全力で公務に取り組んで参ります」と副知事としての意気込みを語ったという。
就任式冒頭では山口知事が登壇。佐賀県の取り組みについて「佐賀県が行ってきたサガプライズ!では、これまで計37のコラボプロジェクトを実施してきた。第38弾プロジェクトは40周年を迎える不朽の名作漫画『島耕作シリーズ』とコラボをする」としており、「価値観が多様化している今こそ島耕作さんが培った経験で良いシナジーを生み出していきたい」と期待感を語った。
中川翔子さんは、今回の1日秘書就任について「大人になった今こそ仕事って人生って大変だと思う。それを乗り越える島さんのやさしさ。その島さんの下で働けることは本当にうれしいです」と作品を見てきたファンだからこそのコメント。
さらに就任式後半では、「島耕作」の作者である弘兼憲史さんが登場し、山口知事・中川さんの3人でトークセッションが実施された。
そのほか、 就任式最後には、今回のプロジェクトのために弘兼憲史さん監修のオリジナルマンガ「副知事 島耕作」をお披露目。中川さんと島副知事による公開生朗読も行われた。
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