本記事は「戦国LOVEWalker2024」からの転載です。
「信長の野望」40周年の記念作品は位置情報ゲーム!!
1983年に1作目が発売された「信長の野望」シリーズは、2023年でちょうど40年。そんな記念の年にiOS/Androidでサービス開始したのが「信長の野望 出陣」だ。
本作最大の特徴は、スマホで遊ぶ“位置情報ゲーム”になったところ。従来のシミュレーションゲームと異なり、プレイヤーが屋外を移動しながら遊ぶスタイルのゲームだ。
シリーズファンはもちろん、歴史や旅行、散歩が好きな人も注目の1本だ。
▼ダウンロードはこちら!
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/%E4%BF%A1%E9%95%B7%E3%81%AE%E9%87%8E%E6%9C%9B-%E5%87%BA%E9%99%A3/id1672017627
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.koeitecmo.nobunaga.shutsujin
注目POINT
自らの足で天下統一を目指す
本作では、プレイヤーが一国の主となり、領地を拡大しながら全国統一を目指す。ゲーム内のマップは実際の地図が使われており、街区ごとに領地が割り当てられているのが面白ポイント。自分の足で歩いて領地を開拓するたびに、どんどん国が豊かになっていく。
ひたすら歩いて領土を拡大!
注目POIINT
抱えた武将で戦に挑め
戦に必要なのは、強力な武将。本作の武将はガチャやイベント報酬、茶会などで仲間に迎えられ、序盤は課金せずともどんどん増えていく。強い武将を獲得したら、部隊に編成して合戦に出陣させよう。強力な武将はステータスが高いだけでなく、便利な能力を持っている場合が多い。
武将を育てて戦力アップ
注目POINT
内政要素もアリ!
従来の「信長の野望」シリーズと同様に、本作も“内政”の要素が用意されている。内政は、足軽練兵所や水田、兵糧庫などの施設を強化して、収穫量や攻撃力を上げるというもの。また、それぞれの施設に担当武将を配置すると、性能はさらにアップする。内政が得意な武将を配置しよう。
担当武将によって収穫量が変化
注目POINT
定期的にゲーム内イベントが開催
本作はアップデートが頻繁に行われ、常に何らかのゲーム内イベントが開催されている。イベントはソロプレーで楽しむものだけでなく、他のプレーヤーと協力する“共闘”や、競い合う“攻城戦”など多彩だ。
イベント名は史実にあった合戦が題材になっているものも多く、歴史ファンは熱くなれること間違いなし。
戦国ファンにはたまらない! 有名な合戦に参戦できる
豪華な報酬を得られるイベントが常に開催中
注目POINT
ゆかりのある武将が登場するご当地イベントを随時開催
位置情報ゲームの利点を生かし、ご当地イベントが開催されるのも本作ならでは。これはスマホを持って指定された土地に行くとミッションをクリアでき、報酬を得られる仕組みだ。
かなりの距離を移動する必要があるので、旅行や出張のついでにプレーするのが良いだろう。
2023年11月16日~12月15日に行われた「信長 東海道に出陣!」が盛況
ゲームレビュー「信長の野望 出陣」のココが楽しい
編集部スタッフが“出陣”してみた!!
ライター
佐藤ポン
Profile●PC-8801のころから光栄(現:コーエーテクモゲームス)のシミュレーションを遊んでいたファン。学校の授業よりも、ゲームで歴史を学んだ。
近所の散策で新たな発見をさせてくれるゲーム
日本で最も有名な歴史シミュレーションの「信長の野望」が位置情報ゲームになる…と聞いたときは耳を疑った。正直に言うと、期待よりも不安の方が大きかった。
しかし、いざ遊んでみたら自分の予想は大外れ。しっかり位置情報ゲームになっているし、癖になってしまう面白さがある。自分はもともとこういうタイプのゲームが好きだったのもあるが、本作は楽しい。
特に気に入っているのは、実際の街区がマップの“領土”になっているところ。このシステムのおかげで、10年以上住んでいて一度も立ち入ったことのないエリアを散歩しまくることになり、雰囲気のいい喫茶店やショップを何軒も見つけられた。コーテクさんありがとう!
もちろん、部屋にこもって遊ぶシミュレーションはいまでも楽しい。しかしこの「出陣」は、まったく別の楽しさを体験できると実感した。
いまはまだ東京都内でしかプレーしていないが、早く地方の土地に行ってみたい。都内は街区が狭いのでゲームがサクサク進むが、のどかな地域だったらどうなるのかが気になる。
そしてもう一つ、フィールドに現れる武将は土地によって変わるらしいので、それも確認したい。関東に出現するのは、なんともビミョーな“里見義堯”なので、もっとスター性の高い武将に会いに行きたいでござる。
筆者の地元の武将だけど、もっと有名な武将が欲しい
戦国LOVE Walker編集部
中西祥智
Profile●「信長の野望」シリーズは、勉強に使うからと親にPCを買ってもらって以来ほぼすべてプレイ。最もハマッたのは「武将風雲録」と「革新」。
私の生活習慣を変えた「信長の野望」の挑戦作
人生において大切なことは、全て「信長の野望」から学んだ私だが、実は「出陣」をプレーするかどうかは少し悩んだ。それは私が家から出ないからだ。
テレワークなので、めったに家から出ない。家どころか部屋からも出ない。実のところコロナ前からほぼ部屋を出ない。
だが「出陣」はそんな私を変えた! 初めて起動してみると、近所の公園に何やら城が見えるではないか。この城を私のものにできるのかと、勢い込んで近くまで行ったが、まだ何もできない(攻城戦は一定のレベル以上でイベント期間中に発生)。
けれども、その過程で農民や商人を助けて資金や兵糧を得て、初めての野戦を経験し、ガチャで武将をゲットし、そしてついに拠点を攻略して最初の領地を獲得! とかやっているうちにかなり歩き回っており、以後すっかり深夜の徘はい徊かいが日課となってしまった。移動距離もどんどん長くなり、いまではチャリが必須だ。
範囲外にアクセスする「派遣」や、遠くの拠点を攻める「遠征」が使えるレベルになれば、家でもある程度ゲームを進められるが、今度は「敵襲」イベントが発生。わが領地のあちこちの拠点が攻められ(画面のように、いま192m先のわが拠点が攻められている!)、守るためには物理的に拠点近くまで行かねばならない。深夜の領地巡りは、まだまだ続くのだ。
拠点を守るため、深夜の領地巡りは続く…
ゲームライター
K次郎
Profile●「信長の野望」「三國志」シリーズはファミコン版からプレイ。戦国もの大河ドラマ、映画好き。実家近くに佐々成政の黒百合伝説のスポットがある。
戦国好きオジサンのハートをガッツリキャッチ!
歩いて領地を拡げる「信長の野望」! 戦国時代、戦国武将好きのオジサンの胸はときめいた(笑)。戦国時代の移動に関するエピソードといえば、羽柴秀吉が「本能寺の変」後、明智光秀討伐のため岡山から京都まで約10日間で移動した「中国大返し」や、佐々成政が富山から浜松城の徳川家康を説得するため立山連峰を越えたと伝わる「さらさら越え」(そこまでしたのに説得に失敗…)などが有名。
本作では、そんな戦国時代の移動や土地勘を、現代の移動手段を使った形で実体験している感覚になれるのだ。
歩きスマホはもちろん駄目だが、本作では「委任」モードで画面「ロック」さえしておけば、移動中もお任せでOK。「徒歩」「自転車」「車」「バス」がお薦めの移動手段だが、GPSさえ機能すれば「電車」乗車中でも領地拡大(登録)が可能。また「本拠」「支城」を設置すれば、寝ている間でも自動で武将たちが領地を広げてくれる。
都市圏なら電車に乗っている間にホイホイと、地方なら車移動でもラクラク領地拡大。サラリーマンの出張や家族でのお出かけ時の楽しみが増える。領地は、市区町村単位の「完全制覇」をすると、武将がもらえる「登用札」が10枚手に入り、たまにSSR武将もゲットできるので、手持ち武将も強くなっていく。遊び込んだだけ見返りがあるのも◎だ。
完全制覇していくと自軍も強くなる!
【ゲーム情報】
タイトル:信長の野望 出陣
ジャンル:位置情報ゲーム
配信:コーエーテクモゲームス
プラットフォーム:iOS/Android
対応OS:
iOS:iOS 14.0以上(iPhone 8 Plus以降のモデル)
iPadOS:iPadOS 14.0以上、メモリー(RAM)3GB以上
Android:Android 9.0以上、メモリー(RAM)4GB以上
※一部機種を除く
配信日:配信中(2023年8月31日)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金制)
©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
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