透明ディスプレーに翻訳を表示。都庁前駅に試験導入
2024年02月29日 14時15分更新
東京都交通局は、2025年に東京で開催される東京2025世界陸上、東京2025デフリンピックも見据え、外国人旅行者や聴覚障がいのある人が駅窓口でよりスムーズに案内を受けられるよう、音声翻訳12言語に対応した透明ディスプレー「VoiceBiz UCDisplay」を試験導入することを発表した。
本製品は2月29日から、全国の地下鉄で初めて都営大江戸線都庁前駅で利用できるようになった。外国人旅行者への対応における有効性、聴覚に障がいのある人への対応における有効性を検証する。設置後の利用状況を踏まえ、来年度以降の導入駅拡大について検討していく。
VoiceBiz UCDisplayは、相手の顔を見ながら翻訳結果が確認でき、選択した言語に翻訳し、透明ディスプレー上にテキストを表示する窓口向けユニバーサルコミュニケーションシステム。
対応言語は、日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語(ブラジル)、ミャンマー語、フィリピン語。また、音声入力とキーボード入力に対応した字幕表示(12言語)により、聴覚や言語に障がいのある人などへの対応が可能。
■VoiceBiz UCDisplay試験導入について
設置開始日:2月29日
設置場所:都営大江戸線 都庁前駅 駅長事務室内
稼働時間:始発から終電まで
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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