京王プラザホテル、五感で楽しむ「ひなまつり」イベントを開催

　京王プラザホテルは、2025年2月1日から3月27日まで『ホテルで楽しむひなまつり～有田焼で食す節句料理と華やぎの雛調度～』を開催する。

　イベントの見どころは、約5000個にも及ぶつるし飾りの展示と、本絹古布を用いた真多呂人形の段飾りだ。つるし飾りは、花や猿などそれぞれの形に意味が込められ、江戸時代からの風習を感じさせる。スペースの中央には「木目込み人形」の正統伝承者が制作した段飾りが据えられる。さらに、京都の友禅染や磁器製の伊万里鍋島焼のお内裏様、ひな飾りとしての展示も行われる。

　京王プラザホテルではまた、有田焼を用いた節句料理を提供する。特別メニューはホテル内の和食をはじめとする4店舗で楽しめ、日本酒バーでは有田焼の器で佐賀県の日本酒を飲み比べたり、ノンアルコールカクテルを楽しむこともできる。展示に関連した邦楽コンサートや友禅染体験も用意され、伝統工芸士から直接指導を受けることが可能だ。