幻想の灯りが織りなす、2025長崎ランタンフェスティバル開催決定

　1月29日から2月12日まで、長崎市内の主要観光スポットで「2025長崎ランタンフェスティバル」が開催される。期間中、長崎新地中華街や浜町アーケードなどでは、約1万5千個の中国提灯が街を彩り、多彩なイベントが繰り広げられる。

　長崎ランタンフェスティバルは、中国の旧正月（春節）を祝い、長崎の主要スポットを極彩色のランタンで彩る一大イベントだ。オブジェには10メートルの大きさのものもあり、圧巻の景色を楽しむことができる。

　1月29日には新地中華街会場で17:30から点灯式が行われ、18:00に一斉点灯が予定されている。ランタンの灯りが夜空を照らす様はまさに幻想的で、訪れる人々の心を暖かく包み込む。ランタンフェスティバル期間中には、華やかな「皇帝パレード」や、わざなりの「媽祖行列」、五穀豊穣を祈願する「龍踊り」など、日本では珍しいイベントも開催される予定だ。

　また、「ロウソク祈願四堂巡り」や「手作りランタンコーナー」など、体験型イベントも充実している。ランタンフェスティバルの特製祈願所「ながさき恋ランタン」では、恋愛成就を祈念しながらランタンを装飾することができるため、カップルや恋愛を願う人々にとっても見逃せないスポットとなっている。

　豪華な祭りのクライマックスを迎えるのは「桃色にきらめく銅座川」エリアだ。桃色のランタンが幻想的な雰囲気を演出し、訪れる人々の心を優しく照らす。また、良縁を願う人々に人気の「月下老人」での赤い糸のお守りも注目のアイテムだ。

写真提供：（一社）長崎県観光連盟

写真提供：（一社）長崎県観光連盟