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横浜・三溪園で「観梅会」開催へ 100年超の古木1500本が開花

2025年02月07日 09時30分更新

 

 横浜市中区にある国指定名勝「三溪園」にて、2月9日から3月3日まで「観梅会」が開催される。

 「観梅会」は、三溪園の創設者・原三溪が明治時代に江戸から約1,500本の梅の古木を集め、完成を祝って始まった伝統的なイベントである。今年で51回目を迎える「観梅会」では、臥竜梅や中国から贈られた緑萼梅といった珍しい品種が観賞可能だ。

 園内で行われる催しとしては、梅の盆栽展(2月9日〜16日)、俳句大会(2月23日)、さらには猿まわしや茶の湯文化に触れる体験学習など、多彩なイベントが予定されている。特に、2月12日と13日には「茶論 望塔亭」が新たにポップアップカフェとして初お披露目する。

 また、観梅会の特別企画として、初音茶屋では無料で麦茶の提供が行われ、訪れる人々は当時の風情を味わうことができる。芥川龍之介も訪れたこの地で、自由に湧かれたお茶を楽しむという体験は、一層訪問者の心に響くことだろう。

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