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驚愕の没入体験!北斎の祭屋台天井画が3D空間で蘇る「Digital×北斎」展

2025年02月27日 17時00分更新

 

 東日本電信電話(NTT東日本)は、2024年11月9日からNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で開催している「Digital×北斎【急章】その2」展「真正の画工 創造と革新の道」において、新たな映像作品「3Dダイブシアター」を2月26日に公開した。入場料は一般・大学生1,000円で、15名以上の団体は800円。また、オンラインチケットも購入可能となっている。

 「3Dダイブシアター」は、正面、左右、床面の4面に投影される動画を通じて、北斎が晩年に手がけた東町祭屋台・上町祭屋台の天井絵の世界に没入する体感型作品だ。作品の背景や表現の意図、時代背景、作者の思いなど通常の鑑賞では難しい要素まで深く理解することができるという。

 さらに、「Digital×北斎【急章】その2」展では、祭屋台を立体芸術作品として高精細デジタルデータを用いて表現するだけでなく、解説動画のショート版(10分)とロング版(20分)も提供する。ショート版はハイライトとして展覧会場内で上映され、3月上旬にはICC内のシアターでロング版の上映も始まる予定だ。

 英語圏からの来場者向けには、会場内に展示される解説パネルの英語訳が提供され、スマートフォンでQRコードを読み込んで鑑賞できる。この試みは国際的な観客にも北斎の世界観を楽しんでもらうための新しいサービスとなる。

 展覧会は3月30日まで開かれる。

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