巨匠・藤田嗣治(レオナール・フジタ)の7つの情熱展、SOMPO美術館で4月から開催
2025年03月05日 13時30分更新
日本の巨匠、藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品とその多彩な情熱をテーマにした展覧会「藤田嗣治 ―7つの情熱」が、4月12日から6月22日まで東京都新宿区のSOMPO美術館で開催される。
フランスと日本の狭間で独自の芸術を追求した藤田嗣治の、自己表現から天国と天使に至るまでの7つの情熱を追求するこの展覧会では、シルヴィー・ビュイッソン博士の監修のもとに、彼の代表作を含む油彩や版画、資料など150余点が展示される。
特に注目すべきは、藤田の「乳白色の裸婦」やキュビスムを取り入れた作品群で、彼がフランスで培った前衛芸術へのアプローチがうかがえる。一方、東郷青児や海老原喜之助など、藤田と関係の深い日本人画家の作品も紹介し、その影響関係を探求する。
展覧会には一般(26歳以上)1,800円(当日券)の観覧料が設定されており、高校生以下は無料で鑑賞できる。また、ギャラリートークや参加型のアートイベントも開催され、来場者に藤田嗣治の世界をより深く体験してもらう企画が目白押しだ。
西新宿LOVE WALKERの最新情報を購読しよう