東京都が新アプリ『TOKYO大気情報』リリース PM2.5濃度をリアルタイム確認
2025年03月06日 14時45分更新
東京都は、国内初の取り組みとして2019年から「ヘルシー・シティ・パートナーシップ」に参加している。その一環として、3月5日にスマートフォン向けアプリ「TOKYO大気情報」をリリースし、都内の微小粒子状物質(PM2.5)の大気情報を配信することを発表した。
「TOKYO大気情報」は、現在の居場所のPM2.5濃度を自動で取得し、リアルタイムで確認できるアプリだ。そのため、移動ごとに変わる大気情報を手軽に把握することが可能となる。アプリは3月5日より配信開始予定で、iOSとAndroidに対応している。
アプリの主な機能として、スマートフォンの位置情報と連動し、近隣の大気測定局から得られるPM2.5のデータをリアルタイムで表示する。さらに、過去の居場所のPM2.5濃度もグラフで確認でき、最大365日分のデータを保存可能だ。もし位置情報が取得できなかった場合でも再取得機能を備えており、東京都内(島しょ部を除く)の利用者にとって便利なツールとなる。
微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊する粒径2.5マイクロメートル以下の微小な粒子であり、吸入することで健康に影響を与えることが知られている。アプリでは、PM2.5以外の情報が追加された際には、適宜お知らせがあるという。
西新宿LOVE WALKERの最新情報を購読しよう