横浜市営地下鉄、1日乗り放題740円の新タッチ決済サービス開始
2025年03月11日 16時30分更新
横浜市交通局は、3月12日から市営地下鉄ブルーラインとグリーンラインにおいて、新しいタッチ決済サービスを開始する。このサービスにより、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードでのタッチ決済を利用することで、1日どれだけ乗車しても最大請求額が740円となる。
この新サービスの導入により、利用者は事前手続きなしでストレスフリーに地下鉄を利用できるという。例えば、通常の交通系ICカードを利用して新横浜駅→横浜駅→桜木町駅→関内駅→新横浜駅と4回乗車すると934円かかるが、タッチ決済を利用すれば740円に抑えることができる。
東日本・首都圏の鉄道での初導入となるこのサービスは、ブルーラインとグリーンラインの全40駅が対象だ。ただし、クレジットカードと同カードが設定されたスマートフォンでの運賃は合算できないため、注意が必要だ。例えば、新横浜駅から横浜駅までと横浜駅から桜木町駅までの運賃をクレジットカードで支払い、桜木町駅から関内駅までと関内駅から新横浜駅まではスマートフォンで支払った場合、合計で934円請求されてしまう。
タッチ決済は大人運賃のみが対象で、横浜市営バスや振替輸送には適用されない点も覚えておきたい。
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