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国際線ターミナルへのアクセス向上!にしてつグループが博多駅発着の大型連節バスを4月から運行開始

2025年03月26日 18時30分更新

 

 博多駅と福岡空港国際線ターミナルをノンストップで結ぶ路線バスが、より多くの乗客を快適に輸送するために進化する。西日本鉄道は、4月26日から、新たに119名が乗車可能な日野自動車製の連節バス4台を運行開始し、現在の約80名定員の路線バスから1.5倍の輸送力を提供することを発表した。

 西日本鉄道によれば、この連節バスの導入は、インバウンド需要の拡大に対応するための輸送力強化策の一環である。通常の路線バスと異なり、新型の連節バスはEDSS(ドライバー異常時対応システム)を搭載しており、安全面でも優れているという。この連節バスは、日本製で全長約18m、幅約2.5m、高さ約3.3mの大型車両である。

 ダイヤ改正に合わせ、路線の起終点を博多バスターミナルから博多駅筑紫口に変更し、運行便数を74便から77便に増加させる。運賃は大人片道310円で変更はない。さらに、「完全キャッシュレスバス」実証運行も実施され、利用には交通系ICカード、クレジットカードタッチ決済、各種乗車券が使用できる。このキャッシュレス運行は2024年12月3日から2026年3月31日まで行われる。

 この新しい取り組みは、訪日客や地域住民へより快適な移動手段を提供し、福岡の観光インフラを強化することを狙ったものである。ノンストップで移動できる利便性に加え、増加する観光需要にも適切に対応している。

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