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歴史的建造物が新たなホテルに変身:横浜郵船ビルが2026年秋にオープン予定

2025年05月12日 14時45分更新

 

 Plan・Do・Seeと日本郵船は、神奈川県横浜市に位置する横浜郵船ビルをホテルにコンバージョンする工事を開始したと発表した。1936年に完成し、日本郵船の歴史を象徴する同ビルは、2026年秋に宿泊施設として生まれ変わる予定だ。

 横浜郵船ビルは、正面に16本のコリント式列柱が並ぶ印象的な古典主義様式の建物として知られ、1936年の日本郵船創業50周年を記念して建設された。地域の再開発プロジェクトの一環として、歴史的価値と景観を尊重しつつ、内部を宿泊・レストラン・バンケットが揃うホテルへと改修される。

 新たなホテルは、これまで46の拠点でノウハウを培ってきたPlan・Do・Seeが運営し、歴史的建造物のリノベーション技術を駆使する。また、海運物流会社である日本郵船とのシナジーを最大限に活かし、地域の新たな価値を創造することを目指しているという。

 工事は岩田地崎建設が担当し、内装デザインはハーシュ・ベドナー・アソシエイツが手掛ける。建設地の海岸通り地区では、オフィスや商業施設の整備も計画されており、地域の賑わいの核として期待されている。

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