新感覚!細胞をアートで学ぶ「細胞診体験ワークショップ」開催
2025年05月19日 17時00分更新
公益社団法人 日本臨床細胞学会は、6月29日に東京都新宿区の京王プラザホテル42Fにて「細胞診体験ワークショップ」を開催する。小学生から高校生までを対象としたこのイベントは、事前予約制で料金は無料となっている。
参加申し込みの期限は5月30日までで、結果は6月上旬に通知されるとのこと。
今回のワークショップでは、参加者は自身の細胞を顕微鏡で観察し、細胞の形や色を染色体験を通じて学ぶことができる。また、細胞医学の専門職である細胞診専門医や細胞検査士についても知識を深めるチャンスだ。
細胞の写真をアート作品として展示する写真展も併設され、細胞診の面白さを体感できる内容となっている。
細胞診とは、主にがんを中心とした疾患を初期段階で発見する手法として注目されている。この方法は患者の負担が少なく、繰り返し行うことが可能なので、特に高齢化が進む社会において重要な診断手段だという。日本臨床細胞学会は1962年に設立され、細胞診の推進と専門職の育成に力を入れている。
また、同学会では「細胞アートクルーズ」というWebサイトも公開中で、細胞の構造を探索しながら細胞診の重要性を学べる仕組みになっている。昨年のイベントでも好評を得ており、多くの子どもたちが細胞に対する興味を持つきっかけとなった。参加者からは「自分の細胞を観ることができて楽しかった」との声が寄せられているとのこと。
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