5月22日から5月25日までの期間限定で、東京都港区に位置する旧芝離宮恩賜庭園にて「旧芝離宮夜会 by ワントゥーテン 〜ひかりめぐる庭〜」が開催されることが発表された。
この「旧芝離宮夜会」は、ワントゥーテンが手がける芸術プログラム「夜会」シリーズの一環で、光や音を駆使して庭園の景観を再解釈する。イベントでは、古くからある風景や物、例えば築山や石灯籠、枯滝などに光と音が加わり、それぞれの造形美と歴史を浮かび上がらせる演出が施される。今年は特に回遊可能エリアが広がり、馬場跡まで巡ることが可能となっている。
イベントは18時30分から21時30分まで公開され、入場料は前売チケットが1,000円、当日券は1,200円。オンラインでも販売され、数に限りがあるため早めの購入が推奨されている。また、庭園と統合されたデジタルアートだけでなく、限定フードメニューも楽しめる「夜会ダイニング」が藤棚・馬場跡周辺で開催される。ここでは、館の風景と味覚を同時に堪能できる特別なひと皿が提供されるとのこと。
庭園そのものは江戸初期に海を埋め立てて造成され、「潮入りの庭」として知られる。この庭園の中心を成す池「大泉水」では、ライトアップショーも予定されており、光と音が織りなす幻想的な5分間の演出が楽しめる。19時以降、定期的に実施されるこのショーは、遠い昔の潮の満ち引きをイメージしたものだ。
「旧芝離宮夜会 by ワントゥーテン」は、単なるライトアップイベントにとどまらず、食と文化の地産地消をテーマに掲げ、地域全体を巻き込んだ盛り上がりを見せる予定とのこと。ぜひ足を運んで、夜だけの特別なひとときを体験してほしい。
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