三溪園で梅雨を楽しむイベント「花しょうぶ展」＆「梅づくし」開催

　横浜市の国指定名勝「三溪園」で、梅雨の風物詩を堪能できるイベント「花しょうぶ展」と「梅づくし」が開催される。「花しょうぶ展」は、6月5日から8日まで、外苑 中央広場にて無料で開催される（入園料は別途）。一方、「梅づくし」は6月15日に限定開催され、参加費は4,200円（入園料別途）で、オンライン予約が必要となる。

　三溪園では、江戸時代から改良が続くハナショウブ約120鉢が展示される「花しょうぶ展」が行われる。鉢植えや切り花として展示されるほか、栽培に関する相談も無料で受け付けられるという。

　また、1日限定の「梅づくし」イベントでは、料理研究家の市原由貴子氏による講習が行われ、杉田梅を使った歴史説明や梅酒と梅ジュースの作り方が紹介される。さらに、限定ランチ「旬彩弁当 梅」が提供され、杉田梅を使った商品も限定販売される。

　三溪園は、約17.5haの広さを誇り、1906年に一般公開された歴史ある日本庭園だ。園内には、京都や鎌倉から移築された貴重な建造物があり、四季折々の風景を楽しむことができる名所となっている。