横浜開港資料館がみなとみらい線一日乗車券に歴史的絵画を提供:新たな観光体験を提案
2025年05月26日 18時30分更新
横浜高速鉄道は5月24日から、新しいデザインの一日乗車券を発売した。大人460円、小児230円で、横浜開港資料館が所蔵する「神名川横浜新開港図」の画像を券面に使用する。このデザインは、横浜開港月間を記念した特別なもので、有限数量のため早期購入が推奨される。
横浜開港資料館は、公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団が運営する施設で、歴史的な資料を数多く所蔵している。今回提供された「神名川横浜新開港図」は、1859年の横浜開港翌年に描かれた作品で、急成長を遂げる横浜の様子を鮮やかな色彩で描いている。みなとみらい線一日乗車券を使用することで、この絵画のデザインを楽しみながら街を巡ることができるだろう。
この一日乗車券を利用すると、横浜開港資料館や横浜都市発展記念館、横浜ユーラシア文化館での観覧料が割引になる特典も付いている。特に、横浜開港資料館では「長崎―開港都市横浜の前提」と題した特別公開が行われ、日本の国際交流の一端を知ることができる。また、横浜ユーラシア文化館では「ゲルと草原の物語―絵本原画と生活道具―」の企画展を通じて、モンゴルの遊牧文化の深さに触れられる。
この乗車券の販売は、5月24日からすべての横浜高速鉄道の駅(ただし横浜駅を除く)で行う。この新たな一日乗車券を手に、横浜の歴史と文化を肌で感じてみてはいかがだろうか。
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