東京都花粉症対策検討委員会は、2025年の都内スギ・ヒノキ花粉の観測結果を速報として公開した。5月14日までのデータによれば、今年の飛散花粉数は昨春の7割、過去10年の平均の8割にとどまったという。
今春は特に4月中旬から飛散数が著しく減少。12の都内観測地点全てでスギ花粉の飛散が終了し、ヒノキ花粉についても9地点で飛散が既に終了したという状況だ。飛散終了日は、観測地点で3日間花粉数がゼロだった場合に記録される。
花粉症の方々にとって朗報の一方で、これからはイネ科や夏の終わりに飛散するキク科の花粉に注意が必要だ。具体的には、カモガヤやブタクサ、ヨモギなどが挙げられる。東京都はこれからも観測データを随時公開し、住民に役立つ情報提供を続ける予定である。
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