福岡アジア美術館で開催、「オバケ?」展があなたを異世界へ誘う!
2025年07月11日 10時45分更新
7月10日から8月31日まで、福岡アジア美術館にて「おいでよ!夏の美術館vol.2『オバケ?』展」が開催されている。一般の観覧料は1,600円。
期間中無休で楽しめる、幻想的でユニークな内容が満載のこの展覧会は、親子での体験にぴったりなエンターテインメントを提供する。
幾多のクリエイターが参加するこの「オバケ?」展は、オバケが持つ無限の魅力を斬新に探求する。落語家の春風亭一之輔氏が、名作絵本『ねないこだれだ』を朗読し、怖い部屋を演出。
さらに、詩人の谷川俊太郎氏とその息子・賢作氏の軽快な音楽「けいとのたま」が会場を彩る。絵本500冊をフィーチャーした「オバケ研究所」も設立され、オバケの歴史を深く知ることができる。
フランス生まれのバーバパパにも出会える「うれしいゾーン」も展開され、子供から大人まで笑顔が絶えないスペースを提供する。また、アートディレクターの祖父江慎氏がプロデュースする摩訶不思議な「オバケ湯」では、妖怪の世界観を体験でき、ユーモアあふれる展示が来場者を楽しませるという。
さらに、年代を超えて愛される名作絵本と、オバケアートの第一人者が語る幽霊や妖怪の歴史も見どころの一つだ。絵本研究の第一人者、広松由希子氏が選ぶ世界のオバケ絵本500冊の展示は、子供たちの想像力をかき立てるきっかけとなるだろう。
また、オバケ研究所では、日本美術史学者の安村敏信氏による日本美術におけるオバケや妖怪の展示も行われる。
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