8月生まれのオタリアの赤ちゃん愛称決定！

みなさんこんにちは！

横浜・八景島シーパラダイスの飼育員がお届けする「生きもの日記」。

第54回は「ふれあいラグーン」で、オタリアなどの鰭脚類やケープペンギンの飼育を担当している望月玲美がお伝えします。

前回の記事はこちら：

元気にすくすく成長中♡ この夏1歳を迎えたバンドウイルカのこどもたち！

※過去の連載記事はこちら

「ふれあいラグーン」では、2025年8月29日にオタリアの赤ちゃんが誕生しました！ 横浜・八景島シーパラダイスでのオタリアの繁殖は2年ぶりです。お父さんは「レオ」、お母さんは「ヤヨイ」です。元気なメスの赤ちゃんがすくすく成長しています。

なんと今日は愛称発表日！
気になる愛称まで・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

愛称は「あすか」に決定しました！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【愛称の由来】
お母さんの愛称「ヤヨイ」から、時代にちなんだ愛称。
時代が変わっても健やかな生命力を受け継ぎながら、新しい明日を歩んでほしいという願いを込めて名付けました。

生まれた時は9.8㎏だった体重も、生後3ヵ月を迎える頃には19.9㎏まで成長しました。

誕生してから健康管理の一つとして体重測定を行っています。自分で体重計に乗ることができるようになりました！

好奇心旺盛な「あすか」のブームは何にでも乗ってみること！

今ではたくましい姿を見せてくれている「あすか」ですが、生まれてすぐの頃はなかなか体重が増えなかったため、母乳に加えて、私たち飼育員による人工哺乳も行いました。柔らかい管を直接胃まで通し、負担をかけないよう素早くミルクを流します。

今ではお母さんのおっぱいをたくさん飲めるようになり、すくすく成長中です。

「あすか」がくらしている展示室では、お母さんの「ヤヨイ」以外にもオタリアのメス「カシス」「まつり」「カリート」、ゼニガタアザラシの「ウニ」「トロ」「ワサビ」「ホタテ」が一緒に生活をしています。

「あすか」はとっても好奇心旺盛で、同居しているアザラシたちだけでなく、展示エリアに入った飼育員やお客さまにも興味津々です。

「あすか」はあどけない姿で、泳ぐこと、お魚を食べること、新しいおもちゃにふれてみることなど、日々新しいことにも挑戦中です。
そんな「あすか」の成長をぜひ一緒に見守ってください。
ふれあいラグーンでお待ちしてます！

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文／望月玲美

静岡県出身。2020年入社。
ふれあいラグーンで、オタリア/アザラシ/ペンギン/鳥類を担当。
日々動物たちの健康管理に努めていますが、自分の餌量管理がイチバン難しいと感じている今日この頃です。