戦国ロマンと“水の都”の絶品グルメを堪能する大垣城歴史さんぽ
2026年02月16日 17時00分更新
歴史ファン必見の町歩きスポットが発見! 岐阜県大垣市を舞台に、戦国時代の熱気と“水の都”の癒やしが融合した特別な散歩コースをご紹介します。
天下分け目の「関ヶ原の戦い」で石田三成が本拠地とした大垣城。かつて西軍が陣を構えたこの地には、今も武将たちの夢や誇りが息づいています。白亜の天守を見上げ、豊かな湧水が流れる水辺を歩けば、歴史のロマンが静かに語りかけてくるはずです。
今回は、秀吉の出世物語や老舗の絶品スイーツと、見どころたっぷりな「完全制覇コース」を仕立てました!
まずは天下分け目の関ヶ原の舞台裏や秀吉の知略をたどる
まずは大垣の歴史を語る上で欠かせない城郭と資料館へ。天下分け目の戦いの舞台裏や秀吉の驚くべき策略の舞台をのぞいてみましょう。
■大垣城
天文四年(1535年)に創建され、関ヶ原の戦いでは石田三成が本拠地とした西軍の要衝です。かつては国宝に指定されていましたが、戦災で惜しくも焼失。しかし、市民の熱烈な呼びかけにより白亜の天守が再建され、現在は「続日本100名城」にも選ばれています。
館内では、関ヶ原の戦い前夜の「杭瀬川の戦い」を再現した大迫力のジオラマなどを楽しめるほか、石田三成と徳川家康が本陣をおいた歴史にちなむ武将印も手に入ります。
住所: 岐阜県大垣市郭町2-52
電話:0584-74-7875
開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 火曜(祝日の場合翌日)、祝日の翌日(日曜、火曜の場合は翌日、月曜、土曜の場合は翌々日)、12/29~1/3
入館料: 一般(郷土館と共通券)200円 、17歳以下無料
■墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)
織田信長の美濃攻略において、豊臣秀吉(木下藤吉郎)がわずか3日で築いたという「一夜城」伝説の地です。主に稲葉山城(現・岐阜城)攻略の拠点として、工事が夜間に行われ、日の出とともに突如姿を現したことからその名がつきました。2階の展示では、当時の資材の運搬方法や驚きの工事手法など、秀吉の知略を細部まで解説しており、出世伝説の足跡を深く知ることができます。
住所: 岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742-1
電話:0584-62-3322
開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(日曜の場合は翌々日、月曜の場合は翌日、土曜の場合は翌週火曜)、12/29~1/3
入館料: 一般 200円 、18歳未満無料
■大垣市郷土館
歴史的決戦の前日の様子を描いた「関ヶ原合戦図屏風」(右隻)など、貴重な美術品を間近で見ることができるスポットです。ロビーを飾る大迫力の屏風には、東軍の陣地へ向かう徳川家康や、大垣城を守る西軍の姿が描かれており、当時の緊張感が伝わってきます。江戸時代に11代にわたって大垣を治めた戸田家の功績や、さらに古い豊臣時代の資料も必見です。
住所: 岐阜県大垣市郭町2-12
電話:0584-75-1231
開館時間: 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日: 火曜(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(日曜、火曜の場合は翌日、月曜、土曜の場合は翌々日)、12/29~1/3
入館料: 一般(大垣城と共通券)200円 、17歳以下無料
ランチはここ! 水の都で味わう個性派グルメ
散策の合間には、地元で愛され続ける名店でエネルギーをチャージ!
■朝日屋
昭和11年の創業以来、丁寧な手仕事を守り続ける老舗です。魚介のダシが優しく香る「中華そば(560円)」は、まさに王道のホッとする味。さらに、SNS等で話題なのが、ふわふわの泡状の卵でカツを覆った「エスプーマ風のカツ丼(750円)」です。伝統を守りつつも驚きのあるメニューが、幅広い世代のファンを惹きつけています。
住所: 岐阜県大垣市東外側町1-20
電話: 0584-78-4054
営業時間: 10:30~17:30
定休日: 月曜、月2回火曜の不定休あり
「水の都」は隠れた和菓子どころ! 老舗が競う銘品もチェック
大垣は豊かな湧水に恵まれた和菓子の激戦区。「名水あるところに名菓子あり」を実感できる3店をご紹介します。
■金蝶園総本家(大垣駅前本店)
寛政十年(1798年)の創業から、大垣の水の恵みを菓子に託してきた名店です。看板商品の「金蝶園饅頭」は、ほのかに酒が香る上品な味わいが特徴。夏には水門川の涼やかな流れを思わせる「水まんじゅう」、秋には「さんねんとん」など、四季の移ろいを繊細に表現した和菓子が店頭を彩ります。
住所: 岐阜県大垣市高屋町1-17
電話: 0584-75-3300
営業時間: 8:00~18:00 ※年末年始は変更あり
定休日: なし
■御菓子 つちや(俵町本店)
宝暦五年(1755年)の創業以来、270年の歴史を刻んできた老舗です。伝統の羊羹を守り続ける一方で、水の都をモダンに表現した「みずのいろ」など、新感覚の菓子作りでも知られています。注目は、大垣城の天守閣から自然石を積み上げた石垣のディテールまで再現した「大垣城もなか(3個入り1,035円)」。歴史好きへのお土産に喜ばれること間違いなしです。
住所: 岐阜県大垣市俵町71
電話: 0584-78-2111
営業時間: 9:00~17:00
定休日: なし
■餅惣(もちそう)
幕末の文久二年(1862年)創業。大垣城東門のすぐそばに店を構え、城歩きのお供にぴったりなお菓子を提供しています。看板商品は春・夏限定の水まん氷。ほか、コーヒー味の「笑びもち」やピスタチオ味などもある「最中とサブレ」など、時代に合わせた新商品を次々と発表。職人のこだわりと遊び心が同居する、アットホームな雰囲気が魅力です。
住所: 岐阜県大垣市郭町1-61
電話: 0584-78-3226
営業時間: 8:30~17:30
定休日: 1/1~3
旅の締めくくりは「むすびの地」と自分へのお土産を
最後は、詩情あふれる水辺を散策しながら旅を締めくくりましょう。
■大垣市奥の細道むすびの地記念館
俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」の長旅を終え、桑名へ向かう旅立ちの地となった場所に建つ記念館です。3D映像で旅のハイライトを解説する「芭蕉館」や、大垣が生んだ偉人を紹介する「先賢館」など、見応え十分。記念館周辺の水門川沿いは、春には美しい桜とともに「舟下り」が楽しめる名勝としても愛されています。
住所: 岐阜県大垣市船町2-26-1
電話: 0584-84-8430
開館時間: 9:00~17:00
休館日: 12/29~1/3
入館料: 観光・交流館無料、芭蕉館・先賢館入館料 一般300円、18歳以下無料
■武内酒造
江戸時代中期の城下町で産声を上げた、歴史ある蔵元です。水の都・大垣の清冽な湧水を使い、伝統の手法と現代の技術を融合させた酒造りを行っています。全国的なコンテストでの受賞歴も多く、代表銘柄「大垣城」はキレのある味わいが自慢。自分へのご褒美や、旅の思い出を語らうための一本として、ぜひ手に入れてみてください。
住所: 岐阜県大垣市伝馬町1
電話: 0584-81-3311
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 日曜
歴史のロマンとおいしいものを楽しめる大垣散歩。戦国ファンにはぜひ一度訪れてほしい場所です。
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