ブームを起こした伝統の味を再現、新横浜ラーメン博物館「淺草 來々軒1周年企画」第1弾が11月11日スタート

　新横浜ラーメン博物館は11月11日より、「淺草 來々軒1周年企画」第1弾を開始した。

　日本で初めてラーメンブームを起こした「來々軒」の復活プロジェクトとして、新横浜ラーメン博物館にオープンして1周年を迎えたことを記念する企画。來々軒の実際のメニューからさまざまな料理を提供する、第1弾のメニューは、來々軒が発祥とされる「中華丼」と、今が旬の椎茸たっぷりの「椎茸そば」。

　定番中華料理である中華丼は來々軒を発祥とし、急いでいるお客の要望に応え八宝菜をご飯に乗せて提供したのが始まりとされている（諸説ある）。具材は豚肉、海老、イカ、人参、竹の子、白菜、きくらげ、うずらの玉子。これらの具材に丁寧な下処理を施し、あんかけ仕立てにして旨味を封じ込めているので、素材ひとつひとつの存在感を充分に感じる1品。価格は1100円。

　椎茸そばは普段はあまり目立たない印象の椎茸を主役に立てたメニュー。昭和3年の来々軒のメニューでは、ラーメンの20銭に対し椎茸そばが55銭だったことからも、豪華なメニューであったと考えられるという。大正時代の中華料理レシピ本に記された椎茸そばの調理法を参考に具材を醤油スープで煮込んで仕上げ、旬の肉厚椎茸の美味しさはもちろんのこと、きのこ類のエキスが出て旨みを増したスープも格別の味わいとなっている。価格は1000円。

　企画限定メニューを両方楽しみたい人向けに「中華丼・椎茸そばセット」（1600円）も用意。

提供スケジュール
第1弾「中華丼、椎茸そば」　11月11日～12月10日
第2弾「後日発表」　　2022年2月1日～2月28日
第3弾「後日発表」　　2022年6月1日～6月30日
第4弾「後日発表」　　2022年9月1日～9月30日(金)
※第2弾以降の日程は変更となる可能性がある

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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