横浜の魅力を再発見! 「ヨコハマの橋」フォトコンテスト2021の入賞作品が決定
2022年01月07日 16時30分更新
横浜市は1月6日、「ヨコハマの橋」Instagramフォトコンテスト2021の入賞作品を発表した。
写真募集は、2021年8月4日(橋の日)~9月30日まで実施。スマホからでも簡単に参加できるようInstagramを活用し、総数580作品の応募があった。この中から、ヨコハマの橋最優秀賞、ヨコハマの橋優秀賞、協賛企業賞(3社)の計5作品を厳選。入賞した人には賞品を贈呈する。応募作品の一部を横浜市公式サイトで掲載している。
【ヨコハマの橋・最優秀賞】
≪講評≫
緑に覆われた昇龍橋はよく拝見する写真ですが、橋と紅葉をとらえた一枚が目に留まり選出。方向が逆光になるため、赤く染まった木々や植物は色鮮やかに表現されていますが、橋はシル エットになっています。
シルエットではありますが、石造アーチ橋の魅力は伝わります。このようなアーチ橋は、橋のシルエットに水面への映り込みもプラスされ、丸いフレームがあらわれます。
≪昇龍橋(しょうりゅうはし)の概要≫
所在地:栄区長倉町
完成年:1915年
構造形式:石造りアーチ橋
【ヨコハマの橋・優秀賞】
≪講評≫
桜の季節の大岡川にかかる橋の写真は何点も応募がありましたが、写真として見たときに画質、明るさ、全体の階調、構図と、トータルでとても優秀な作品です。
咲いている桜、そして花筏がとても美しい。撮りたいイメージを撮るために出かけられた、明確な意図が見えます。手前の桜をぼかし、物語性と奥行き感を出している点もよく考えられています。
サップを楽しむ人たちを入れたことで視線が奥に向かい、橋の存在も強調されています。画面に余計と思われる被写体がなく色数を抑えているので、全体にまとまりがあります。
≪末吉橋(すえよしはし)の概要≫
所在地:中区末吉町3丁目
完成年:2007年
構造形式:PCポータルラーメン橋
【横浜シーサイドライン賞】
≪講評≫
青空と陽光に輝く青い水面と共にサルスベリ(百日紅)がとても美しい作品です。
シーサイドラインの名の通り、水辺の高架橋を疾走しているのがよくわかる作品でもあることから選定しました。
≪金沢シーサイドラインの概要≫
所在地:磯子区新杉田~金沢区瀬戸(延長およそ11㎞)
完成年:1989年
【首都高速道路賞】
≪講評≫
横浜ベイブリッジと鶴見つばさ橋の存在感に、工業地帯の近未来的なイメージを想わす構図は、光の調和が感じられる素敵な一枚です。
≪横浜ベイブリッジの概要≫
所在地:鶴見区大黒ふ頭
完成年:1989年
構造形式:2層形式3径間連続トラス斜張橋
≪鶴見つばさ橋の概要≫
所在地:鶴見区大黒ふ頭
完成年:1994年
構造形式:3径間連続鋼斜張橋
【横浜高速鉄道賞】
≪講評≫
写真に写る水面の直下には「みなとみらい線」が走りそれを彷彿させるかのように汽車道の鉄橋が縦に伸びています。また、この被写体が朝日に照らされる風情がマッチし、素敵な絵画のように見えます。
≪港一号橋梁の概要≫
所在地:中区新港2丁目汽車道
完成年:1909年
構造形式:2連鋼鈑桁橋・鋼プラットトラス橋
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