KDDIなど7つの企業・団体、5Gを活用した自動配送ロボットの公道配送実証を実施中
2022年02月09日 12時50分更新
ティアフォー、川崎重工業、KDDI、損害保険ジャパン、小田急電鉄、ホテル小田急(ハイアット リージェンシー 東京)、一般財団法人公園財団の7つの企業・団体は1月22日~2月10日まで、西新宿エリアにて、自動配送ロボットが5Gを活用して公道を走行し、ラストワンマイルの配送を行なう実証実験に取り組んでいる。
本実証実験は、東京都内で5Gを活用したサービス事業の早期実用化を促進することを目的に、西新宿エリアの事業者と連携して実施。5Gを活用し、公道での遠隔監視も含めた自動配送ロボットの実証実験実施は国内初としている。
目的は地域活性化のためのシナリオの立案や自動配送ロボットを活用した新しいサービスの検証、ラストワンマイルを取り巻く社会課題の解決としている。
本実証実験では自動配送ロボットに自動運転ソフトウェア「Autoware」を搭載し、5Gを活用して遠隔監視による運用を実施。
具体的にはハイアット リージェンシー 東京が提供するホテル飲食ケータリングサービスと自動配送サービスを組み合わせ、ホテルサービスの飲食物を新宿中央公園に配送したという(実施にあたっては、より効率的で安全な配送を実現するため、5Gによる遠隔監視システムも活用)。
また2月3日以降は自動配送ロボットが走行するうえでの自動運転リスクアセスメント、自動配送ロボット専用保険、災害発生時などを想定したトラブルサポートや情報配信サービスの提供を検討し、自動配送ロボットの社会実装を見据えたサポートサービスの検証を行なっている。
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