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金沢動物園でスーチョワンバーラルの赤ちゃんが誕生、日本で2ヵ所でしか見られない希少動物

2022年05月10日 18時00分更新

4月28日生まれの「ヴァーヴ」と母親の「ジャイアント」

 横浜市立金沢動物園では、4月28日にスーチョワンバーラルの赤ちゃんが誕生した。

 同園の公式サイトによると、生まれた赤ちゃんは、母親の「ジャイアント」の母乳を飲んで、元気に成長しているという。今後は親子の様子をみながら、展示場へ出る練習を始める予定。

 スーチョワンバーラルは、中国の四川、陜西等の山岳地帯に生息するウシ科の動物で、日本国内では2園館で飼育されている(2022年4月1日時点)。

 金沢動物園のスーチョワンバーラルは、アルファベット順に愛称をつけており、今回の赤ちゃんは「V」から始まる名前として、英語で力強さ、勢い、熱情を意味する「ヴァーヴ(Verve)」と名付けられた。オスの角は、成長すると65~80cmに達するため、立派な角を持った力強くたくましいオスに育ってほしいという願いを込めて名付けたとしている。

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