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伝統工芸「博多織」を活かしたクリスマスツリー

2023年12月05日 17時00分更新

 ザ・リッツ・カールトン福岡は12月25日まで、ホテル18階のカフェ「DIVA」前のスペースに高さ4mのクリスマスツリーを設置している。

 同ホテルの館内は、福岡県の伝統工芸品であり日本三大織物のひとつである「博多織」からインスピレーションを受け、糸を紡ぎ "織る"という発想のもと、ホテル全体を繋ぐ共通したストーリーで構成。

左:博多織の内装に採用(プレミアムスイート) 中央:博多織のタペストリーアート(幻珠) 右:博多織のパーテーション(ザ・バー)

 今回、客室の内装や「ザ・バー」のパーテーションや日本料理レストラン「幻珠」のアートワークを手掛けた博多織最古の織元である西村織物(1861年創業)にオーナメントの制作を依頼。博多織を制作するうえで残ったはぎれや残糸を用い、ひとつひとつ職人たちによる手縫いで、もみの木やクリスマスブーツなど合計4種類のシルクオーナメントを制作した。

 博多織は他の産地の織物と比べ経糸の本数が多く、丈夫で張りがあり一度締めたら緩まない締め心地から、これまで着物の帯に使用されてきた。オーナメントのひとつは「帯飾り」から着想を得たデザインに仕立てられており、博多織を代表する模様で厄除けの意味をもつ「独鈷柄(どっこがら)」を生地に採用している。

カクテル:左より Cafe de Neige, Imperial Jack Rose, Gloire Vin Chaud, Fraise Sucree

 さらにホテル18階にある「ザ・バー」では、クリスマス期間限定のオリジナルカクテルを提供する。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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