最先端の風力発電、三鷹光器「垂直軸型風力発電」
「僕とロボコ」のロボコも絶賛する風力発電ってどんなの? 「小柄なのに風にも強いなんて、とんでもない戦闘力…★」って言ってました
2024年05月16日 18時00分更新
■建物の上や駐車場の空きスペースに置ける
「風力発電」と聞いたら、海辺にそびえ立つ大きなプロペラを想像するのではないか。風力発電は海から吹く風が強いからプロペラを動かせるのであって、ゆえに発電できる……。
そんな印象で、発電機は大きくプロペラは重たそうな印象だったのだが、“最先端”はどうやら違うらしい。人気マンガ「僕とロボコ」のロボコがそう言ってた。
東京都が開催している「SusHi Tech Tokyo 2024」のショーケースプログラム 海の森エリアに、自分の固定観念を覆したコンパクトな風力発電があった。
三鷹光器の「垂直軸型風力発電機」は、建物の上や駐車場の空きスペースに置ける省スペースな風力発電機。吹き抜けの構造になっているので風向きを選ばない。
海に隣接していて風向きが変わりやすい展示会場でも、内部のフレームが風を受け止めスムーズに回転していた。回転も非常に軽やかだ。
■強風でも壊れにくい耐久性もそなえる
「小柄なのに風にも強いなんて、とんでもない戦闘力…★」とブースの広報パネルでロボコが解説しているように、強風でも壊れにくい耐久性をそなえている。強風で風車や発電機が壊れてしまうなど、これまでの風力発電の課題を高い耐久性で解決するという。
また、弱風でも発電可能という特徴もあり、さまざまな設置場所に順応するそうだ。
ブースの近くには、垂直軸型風力発電機によって電気を供給している小屋がある。室内は明かりがつき、扇風機が回っていて、わかりやすく発電の流れを紹介していた。
なお、冒頭の写真でもわかるように、ショーケースプログラムの海の森エリアでは人気マンガ「僕とロボコ」とのコラボレーションでさまざまなコンテンツを展開している。
ロボコのスタンプラリーも実施中で、この垂直軸型風力発電のブースにもスタンプ台が1つある。訪れた際には記念にスタンプを押そう。
ショーケースプログラムの海の森エリアは、2024年5月21日(火)までオープンしている。会期中は、近隣駅から会場へのルートを結ぶシャトルバスを運行しているので、そちらを利用するのがオススメだ。
スタンプラリーの詳細はこちら。さらに、以下の記事でも同エリア(と、ロボコ)を紹介しているのでチェックしてほしい。
ショーケースプログラム、海の森エリアに出現したロボコ
ロボコが公式アンバサダーを務める「SusHi Tech Tokyo 2024」のショーケースプログラム、海の森エリアにイベント取材に行ったのだが……。おもしろすぎてイベント案内が全く頭に入ってこなかった。
「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラム
海の森エリア 会場概要
【開催日程】
5月12日(日)〜5月26日(日)
【開催会場】
東京都江東区海の森 他
※会期中は、近隣駅から会場へのルートを結ぶシャトルバスなどを運行
(詳しくはこちら)
【会場地図】
【URL】
https://www.sushitechtokyo2024-sc.metro.tokyo.lg.jp/module/booth/228111/158994/
「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラム概要
【開催期間】
2024年4月27日(土)〜5月26日(日)
【各会場開催日程】
・日本科学未来館 4月27日(土)〜5月26日(日)
※5月7日(火)、5月14日(火)は休催
・シンボルプロムナード公園 5月12日(日)〜5月26日(日)
・海の森エリア 5月12日(日)〜5月21日(火)
・有明アリーナ 5月17日(金)〜5月21日(火)
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