多くの食通たちに愛される丸の内の名店で病みつきになる子羊ロースにかぶりついてきた

　華の金曜日に訪れたいオススメ夜遊びスポットを丸の内初心者の「LOVEWalker」女子編集部員ラン(29)が実際に巡り現場をレポートする本連載。今回は、これからの時期にピッタリな、イルミネーションが映えるレストランへ行ってきましたよ〜

前面ガラス張りの開放空間で味わう地中海ディナー

　寒さが本格的になり、イルミネーションが待ち遠しい季節。周りも年末ムードが高まるなか、早めの忘年会気分で大学時代の友人と丸の内ブリックスクエア2階の「Antibes」へ。15周年を迎えた現在まで、多くの食通たちに愛される地中海料理のお店です。

　店内は、洗練された雰囲気ながらも肩肘を張らずに過ごせるリラックスムードが漂い、まるでヨーロッパのレストランにいるかのような感覚に。大きなワインセラーが入口で出迎え、センス良く並べられたボトルの数々に圧倒されます。

　そしてなんといっても仲通りのイルミネーションが楽しめる絶好のロケーション！外のきらめきと、シックで落ち着いたインテリアが大人の雰囲気を演出してくれます。これは女子会にもデートにもピッタリ♡

　まずはスパークリングワインで乾杯！ここはビオワインも充実していて、ワイン初心者でも安心して楽しめるのが嬉しいところ。自然派ならではのスムースな飲み口で、「これは飲みやすい！」と友人も大喜び。体に優しいだけでなく、次の日に響きにくいのも高ポイントです♡

　まず登場したのは、今が旬のイワシを使った一品。深みのある青い皿に美しく盛り付けられたイワシは、まるで海の中で泳いでいるような繊細さで惹き込まれる・・・！脂ののったイワシがワタのソースと絡み合い、ディル、カボスの爽やかな酸味があとひく絶妙なハーモニーがたまらない・・・。一口食べるごとに違った味わいが楽しめます！

　続いて、ニューカレドニアの美しい海で100％自然食のみで養殖される「天使エビ」を使ったコンフィ。殻が薄く身が締まっており、ヒゲが長いのが特徴です。70度ほどの低温でじっくり火を通すことで、エビの甘みと柔らかでぷりぷりとした食感が引き立っていて極上の美味しさ・・・！香り付けに使用されているスモークパプリカも燻製のいいアクセントになっていて、ワインがどんどんすすむ〜！

　「ポルチーニ茸のスパゲッティーニ」は、秋の香りが閉じ込められた一品。クリーミーなソースがもちっとした太めの麺によく絡みます。シンプルながら、細かく刻まれたポルチーニ茸が存在感抜群で、秋の味覚を存分に味わえました♡

備長炭で焼き上げる骨付き子羊に舌鼓

　そしてメインは備長炭で焼かれる炭焼きグリル。メカジキや黒豚、和牛サーロインなどこだわりの食材の中から、今回は見た目もワイルドな「骨付き子羊ロース」をチョイスしました！テーブル席から炭焼きグリルで焼かれる様子を間近に見られるのが「Antibes」ならではの醍醐味。じゅうじゅう焼かれる音と香りだけで、食欲がそそられる…！

　備長炭でじっくり焼かれた子羊が登場！香ばしい皮目と、肉のピンク色の中心部が美しい絶妙な焼き加減に見惚れてしまいます。噛むごとに炭のスモーキーな香りが鼻を抜け、ジューシーな子羊の旨みが口いっぱいに広がり、思わず目を瞑ってしまう美味しさでした。骨の周りもカリカリした食感で、つい手で持ってかぶりつきたくなる病みつき感！そして付け合わせはキウイフルーツを使ったソース。酸味が程よく、味を引き締めてくれる名脇役です。

　本文最後はお店の人気メニューでもあるというキャラメルプリンをチョイス。トンカ豆の濃厚で香り豊かな風味が贅沢に溶け込んだこのプリンは、濃厚でクリーミーなチーズのような食感。上品で深い香りが心地よい余韻を残します。しっかりと苦みのあるキャラメルソースが大人の味わいで、人気の理由がわかる唯一無二の味わいでした。

　気取らずに本格料理とワインが楽しめる「Antibes」。丸の内の煌めく夜景を前に、ワインも話も進みついつい長居してしまいました・・・！今年もあと少し、素敵な週末を楽しみましょう！次回の丸の内Friday Nightもお楽しみに！

お店情報

アンティーブ
【住所】東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 2F
【電話番号】03-6269-9166
【営業時間】11:00～15:00（LO14:30）、17:00～23:00（LO22:00）日・祝17:00～22:00（LO21:00）
【定休日】なし
【HP】https://www.antibes-tokyo.jp/marunouchi/