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「旧根岸競馬場一等馬見所」が横浜市認定歴史的建造物に選定される

2025年01月22日 15時00分更新

 横浜市は、1月22日に中区の根岸森林公園内に存在する「旧根岸競馬場一等馬見所」を「横浜市認定歴史的建造物」に追加することを発表した。これにより、旧根岸競馬場一等馬見所は歴史的価値のある建造物として保存活用される方針となる。

 中区根岸台に位置する旧根岸競馬場一等馬見所は、1929年に建設された鉄骨鉄筋コンクリート造の地上7階建ての建物で、高さはおよそ29m、幅61m、奥行35m、延床面積約5,000㎡を誇る。この施設は、日本で最初に恒久的な競馬観覧施設として作られ、その後の競馬場建築に大きな影響を与えたという。

 旧根岸競馬場一等馬見所の認定により、今後は耐震化を推進するとともに、この歴史的建造物の特有の魅力を活かし活用の検討を進める予定だ。クラシックな外観は、かつてここが競馬場だったことを物語り、歴史的な背景を感じることができる。

 横浜市ではこれまでにも多くの歴史的建造物を認定し、保存活用を進めてきた。本取組みは中区の個性と魅力を感じていただけるまちづくりの一環であり、今後も市民や観光客に歴史的建造物を楽しんでもらえるよう努力していくという。旧根岸競馬場一等馬見所の認定によって、より多くの人々がこの歴史的価値を享受することが期待されている。

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