みなさん、こんにちは!横浜・八景島シーパラダイスの飼育員がお届けする「飼育員生きもの日記」。第52回は、「アクアミュージアム」でレッサーパンダの飼育を担当している石野紗英がお伝えします。
前回の記事はこちら:
どんなことにも興味津々、好奇心旺盛な「まつり」2歳になりました!
今回はシーパラで実施しているプログラム「SDGsシアター ~シーパラのこどもたち~(以下、SDGsシアター)」を中心に、水族館の役割の一つである「種の保存」への取り組みをご紹介します!
SDGsシアターには、レッサーパンダの回とカマイルカの回があります。どちらも前半はスクリーンを使って、ここでしか見ることのできない貴重な映像を交えながら「種の保存」への取り組みについて解説し、後半はそれぞれの動物たちを間近でご覧いただきます。レッサーパンダの回では、近くで観察できるだけでなく、好物のリンゴをあげる体験もできます。咀嚼音まで聞こえるゼロ距離が、このプログラムのイチ押しポイントです。
カマイルカの回では、普段は入ることのできないバックヤードへ移動し、シーパラうまれの5頭のカマイルカたちに会いに行きます。カマイルカにグッと近付くことができるのはSDGsシアターに参加していただいた方だけ!そっくりなカマイルカたちを近くで見分けてみてくださいね。
シーパラでは、海の豊かさ、陸の豊かさを守るために、積極的に繁殖に取り組んでいます。
これまでにも、バンドウイルカやコツメカワウソ、プレーリードッグなど、さまざまな種類の生きものの繁殖に成功しています。
今年はジェンツーペンギンとオタリアに新しい命が誕生しました。
シーパラでは、各種プログラム以外にもポスターの掲示や、生きものたちの紹介を交えたレクチャータイム、さまざまな記念日に合わせたイベントなどを行い、お客さまには、生きものを可愛いと思うだけでなく、守りたいと思っていただけるように頑張っています。
自然界では数が減っている動物種も少なくありません。絶滅危惧種に認定されている動物種もたくさんいます。
【この4種類の生きものも絶滅危惧種に認定されています】
生きものたちを守るために、環境を守るために、今私たちに何ができるか一緒に考えてみませんか?
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①SDGsシアター ~シーパラのこどもたち~
https://www.seaparadise.co.jp/aquaresorts/event_sdgs_shiater.html
②アキパラ!
https://www.seaparadise.co.jp/event/akipara2025autumn/index.html
③青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない×横浜・八景島シーパラダイス
https://www.seaparadise.co.jp/event/seapara_aobuta/index.html
文/石野紗英
2018年入社。飼育歴8年目。ふれあいラグーン、パフォーマンス展示を経て、現在はフォレストリウムを担当しています。これからもたくさんの生きものたちの魅力をみなさまにお届けしていけるように頑張ります😊
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