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サメのすべてがわかる!サメ特化型の特別展「シーパラ サメ博2026」開催!

2026年02月02日 19時15分更新

 みなさん、こんにちは!

横浜・八景島シーパラダイスの飼育員がお届けする「生きもの日記」。

第56回は「アクアミュージアム」と「ドルフィン ファンタジー」で魚類飼育を担当する坂本祐里子がお伝えします。

前回の記事はこちら:

実はかわいい希少なイタチザメ成長中! 1月からはシーパラ サメ博2026も開催!

過去の連載記事はこちら

 横浜・八景島シーパラダイスでは、2026年1月9日(金)からサメのすべてがわかる特別展「シーパラ サメ博2026」が始まりました。「シーパラ サメ博2026」の開催場所であるドルフィン ファンタジーでは、普段は悠々と泳ぐイルカの姿が見どころですが、期間限定でサメが主役の水族館に大変身しています。

 期間中はこの建物だけで常に約9種40点のサメに出会うことができ、生きものも解説も装飾も、館内はサメづくしです!

イベント期間中のドルフィン ファンタジーの入口 フォトスポットとしてもおすすめです!

 大きく口を開けたサメがデザインされた扉を抜けると、まず目に入るのは自然光が差し込むアーチ水槽です。
 ここでは、頭の形が特徴的なアカシュモクザメや、先端が黒いヒレをもつツマグロをご覧いただけます。アーチ水槽のためサメたちが頭上を遊泳しており、見上げるとまさにスキューバダイビングで自分が潜っているような景色が広がります!

頭上を泳ぐアカシュモクザメたち

横から見ることが多いツマグロも見上げることができます

 そしてトンネルの内側にはサメに関するたくさんの解説が!
サメの種類、体の構造、繁殖や捕食の方法まで、これを読めばサメについてかなり詳しくなることができます。
 「サメはなぜ人を襲うの?」「サメが泳ぐスピードはどのくらい?」こんな疑問への答えもありますので、ぜひじっくり読んでくださると嬉しいです。

サメに関する疑問にすべて答えたい!飼育員たちがたくさん準備しました

 館内をさらに進むと、国内の水族館での展示は珍しいイタチザメがくらす大きな円柱水槽と、その左側には小型のサメを展示している水槽、右側にはサメの冷凍標本を展示しています。 

イタチザメの紹介記事についてはこちらをご覧ください。

【第55回 実はかわいい希少なイタチザメ成長中!】

ドルフィン ファンタジーの奥までサメづくしです!

 サメというと獰猛で危険なイメージがあるかもしれません。しかしこちらの水槽で展示している種は小型のサメや大きくなってもおとなしい性格のサメたち。
 ここでは、胸鰭(むなびれ)を使って海底を歩くように移動するマモンツキテンジクザメ(エポーレットシャーク)や、幼魚期のしましま模様が特徴的なイヌザメをご覧いただけます。

マモンツキテンジクザメ 岩に寄り添ってじっとしていることが多い穏やかな小型のサメです

イヌザメの幼魚 おとなになるにつれてしましま模様は薄くなり、グレーに近い色に変化します

 またサメの冷凍標本では、生きている姿を見ることが難しく、出会うこともめったにないレアなサメたちを展示しています。
 現在は、エラ孔が7対とサメの中で最も多く古代ザメの特徴をもったエビスザメと、ホホジロザメと同じ科に分類されるネズミザメの胎仔を展示中です。

エビスザメ(上)とネズミザメの胎仔(下) 飼育員も興奮する珍しいサメたちを代わる代わる展示します!

 小型のサメたちと冷凍標本は、イベント期間中定期的に展示種を変更しますので、今後もぜひご期待ください!

 そして円柱水槽のまわりにもさまざまな解説をご用意しました!
まだまだ謎の多い「サメ」という生きものについて、飼育したからこそ得られた情報や、実際に小笠原諸島に行って絶滅危惧種のシロワニについて調査した際の記録、サメ飼育員の一日のスケジュールなど、ここでしか見られない内容が盛りだくさんです。

解説はもちろん、壁に貼られた等身大のサメパネルにもご注目ください!

 最後に、館内全体を使った大きな仕掛けが…。
「サメのマメちしき100」と題し、サメに関する100個の知識を館内のいたるところに散りばめました!(実はこれまでにご紹介した写真にもいくつか隠れています!)
 初めて得る知識もあれば、みなさまがお持ちのサメのイメージと違う知識もあるはずです。
思いもよらないところにマメちしきテッカーが貼ってあるかもしれませんので、ぜひ宝探し気分で探してみてください!

サメのマメ知識ステッカー  この写真はどこでしょう?

 「シーパラ サメ博2026」限定のイベントもあります。
アーチ水槽のサメたちに給餌をしながら飼育員が解説をする「サメのフィーディングタイム」は毎日12:30から実施中です!
なかなか見ることのできないサメの捕食シーンも、アーチ水槽のため真下からしっかりと観察することができます。

アジの切り身を食べようと口を開けているアカシュモクザメ

 また、土曜、日曜、祝日にはシーパラ飼育員がサメ飼育の裏側をお話しする「サメトーク」も開催!トークの内容は日替わりとなっております。
 こちらは人数限定の有料イベントですので、ぜひSNSをチェックして気になる回にご参加ください。ご参加いただいたお客さまには、特別なプレゼントもございます!

 さて、ここまで「シーパラ サメ博2026」の見どころをご紹介いたしました。
こちらのイベントの主役「サメ」は、海の高次捕食者であり、強そうなイメージがありますが、現在500種以上いるサメの約30%が絶滅の危機にあります。その原因の一つに、資源としての乱獲や、環境の変化など、わたしたち人間の影響があげられます。
 わたしたち一人ひとりがサメのことをもっと知り、日々の暮らしを少し変え、サメたちにどのような影響があるかを考えていくことで、『約4億年の起源』をもつサメたちの『未来』を守ることができるかもしれません。
「シーパラ サメ博2026」が、みなさまとサメをつなぐ架け橋となれたら嬉しいです!

 ドルフィン ファンタジー全体がサメでいっぱいの「シーパラ サメ博2026」!
イベントは2026年4月5日(日)までです!みなさまのご来館をお待ちしております!

横浜・八景島シーパラダイス公式ウェブサイト:https://www.seaparadise.co.jp/index.html

X:https://twitter.com/_seaparadise_

Instagram:https://www.instagram.com/seaparadise_official/

Facebook:https://www.facebook.com/hakkeijima.seaparadise/

①サメ特化型の特別展「シーパラ サメ博2026」開催中!

https://www.seaparadise.co.jp/event/paradise_sharkexpo2026/index.html

②深海生物にフィーチャーしたイベント「深海生物まつり」開催中!

https://www.seaparadise.co.jp/event/shinkai_fes/index.html

文/坂本祐里子

2022年入社。飼育歴4年目。サメやエイなどの板鰓類(ばんさいるい)、深海生物、タツノオトシゴを担当しています。ドルフィン ファンタジーの壁にもサメが登場していますのでぜひみなさまも写真を撮ってください!

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