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別腹を満足させる楽しいプレート「いちごア・ラ・モード」

2022年03月16日 09時00分更新

 皆さん、こんにちは! 横浜市役所レストラン「TSUBAKI食堂」オーナーシェフの椿 直樹です。今回もご覧いただきありがとうございます!

 前回の記事はこちら。
【連載】横浜の代表野菜「小松菜づくし定食」

※過去の連載記事はこちら:横浜18区の人とまちがつながるTUBAKI食堂 18区ものがたり

 「横浜18区丼」港北区丼の後半(2022年3月16日[水]~3月31日[木])は、いよいよ「いちごア・ラ・モード」です!!

 2021年からスタートした本企画に、最初から変化球すぎる「丼」として鮮烈なデビューを果たした「いちご丼パフェ」。それから早くも1年が経ってしまいました。

 今回は港北区の仲町台駅近くで都市型農業を実践する「ながさわファーム」長澤佑典氏の3種のイチゴを使わせていただきます。

 真っ赤な完熟いちごは、どれもツヤツヤの美しさです。今回は、
◎おいしベリー・・・上品な酸味が後を引きます。
◎紅ほっぺ・・・柔らかい口当たりでいくつでも食べれちゃう。
◎桃薫(とうくん)・・・ほんのり香る桃風味。
の3種類を食べ比べできます。

 長澤さんは赤レンガ倉庫で恒例となっているストロベリーフェスティバルに毎年出店されたり、奥様が横浜市の地産地消の案内人「はまふぅどコンシェルジュ」だったりとご夫婦で大活躍されています。
 私から見て長澤さんは心配りの名人です。イチゴという繊細な果実を扱うからでしょうか。県外への配送などの際、梱包の丁寧さやちょっとしたチラシの入れ方などにも、相手にいちごを美味しく食べてほしいという気持ちが伝わってきます。
温室も直売所ももちろんキレイですし、そもそも人間性がそうさせるのですね。

 今回の「いちごア・ラ・モード」ではその3種のいちごを使用し、いちごのモンブラン(小松菜スポンジにのせて)、いちごゼリー、いちご大福、いちごのスノーボール、そして後半もコーディネートして下さっている料理研究家 荒木典子氏監修のいちごのアイスクリーム(街カフェ大倉山ミエルのはちみつ入り)と盛りだくさん!どれから食べるか迷ってしまいそうですね!

 そして、アイスやモンブランを盛り合わせている器はコーンプレートでこのまま召し上がれて環境にもやさしいです。
 また、アイスに添えたクッキーは「テュイル」という焼き菓子。フランス語で「瓦」という意味があり、こちらをいちご風味にアレンジしてあります。

 後半も毎週金曜日には「社会福祉法人かれん」利用者の皆さんがお弁当販売やホールのお手伝いをして下さいます。港北区丼後半もスタッフ一同、元気にお待ちしております!!

 今回も最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
 4月は「南区」です。春らしい内容を考えていますので、お楽しみに!!

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文/椿 直樹

1967年生まれ。横浜野菜の魅力を広く伝えるため2003年「横浜野菜推進委員会」を設立。その取り組みが評価され2009年、神奈川県で初めて農林水産省「地産地消の仕事人」に認定される。好きな野菜は白菜、苦手な野菜はたくさん(笑)

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