ARを活用したアプリ「coconey」を使って西新宿散策。ARグラスの最新ナビゲーション機能もいち早く体験!
2022年03月31日 12時00分更新
今や街歩きに欠かせないのが地図や店舗情報を見られるスマートフォンのアプリ。さまざまなものがありますが、いまおすすめなのがビーブリッジ社が開発した「coconey(ココニー)」というアプリです。
ARナビ×スポット情報のシェアから生まれる新たな移動体験により、お出かけをもっと楽しくするスポット情報シェアアプリで、行きたいスポットを探したり、それをリスト化して自分だけのお出かけ情報を整理したり、家族や友人とシェアしたりできるものです。
今回、この「coconey」内で紹介されている散策コースを、編集部メンバーが社長室・広報の田口綾也佳さんと一緒に実際にアプリを使って歩いてみました!
実際の道が映し出される「ARナビ」でもう迷子の心配ナシ!
「coconey」の最大の特徴が、ARを地図と連動させた「ARナビ」という機能。実際の空間と道順を表⽰し、行きたいスポットに迷うことなくナビゲートしてくれるというものです。
散策に選んだのは「coconey」内で紹介されている「歴史から再発見する西新宿の魅惑スポット5選!」というコース。新宿駅西口から出発して、新宿中央公園、新宿 十二社(じゅうにそう) 熊野神社などを巡ります。
アプリを起動し、最初の目的地である新宿中央公園を選んで、スマートフォンのカメラに目の前の道を写すと…、実際の空間の映像に目的地への道順を表示した画面が出てきました! 「これによって初めて行く場所でも直感的に向かうべき方向がわかるようになるので、道に迷わずアクセスできるんですよ」と田口さん。これは、街歩きの頼もしいお供になってくれそうです。
「ARナビ」のおかげで全く迷うことなく新宿中央公園に到着しました! ここで忘れてはいけないのが、記念撮影。西新宿内の特定のスポットに行くと、オリジナルキャラクターのAR「cocoちゃん」と記念撮影できる機能があると聞いて、さっそく一緒に撮ってみました。
こんなふうにスマートフォンを向けると…
画面に現れたAR「cocoちゃん」とこんな写真が撮れました。かわいい!
田口さんによると、AR「cocoちゃん」を回転させたり、サイズや位置を自由に変えたりすることもできるのだとか。これはSNSに投稿したくなりますね!
2022年の本格導入に期待! かわいいキャラが道案内をしてくれる最先端サービス
このほかにも、ARを取り入れた楽しく便利な「coconey」のサービスは、現在さまざまなものを実証検証中ですが、今回、その1つをいち早く体験させてもらいました! それが、ARグラス内に現れたキャラクターが目的地まで案内してくれるナビゲーション。2022年内の導入を目指しているそうです。
ARグラスをかけてみると…、視界にAR「cocoちゃん」と実際の道が現れました! 「ボクはcoco! 目的地までボクが案内するよ!」と音声で自己紹介もしてくれました。次の目的地の「新宿 十二社 熊野神社」を選ぶと、「ナビを開始するよ! ボクについて来てね!」とAR「cocoちゃん」。目的地までの距離も表示されています。これは、街歩きがもっと楽しくなりそうです。
AR「cocoちゃん」はマントをはためかせながら、道案内をしてくれます。リアルな3Dで見えるので、手を伸ばせばさわれそうな錯覚に陥ります。ときおり「一緒にお出かけできて、とってもうれしい! これからどんなワクワクが待っているかなっ…♪」や「足元に気を付けて歩いてね!」といった声もかけてくれ、まるで本当に一緒に歩いているかのようです。
少し歩くと、「新宿 十二社 熊野神社にとうちゃーく! ここは東京の希少なパワースポットらしいよ!」とAR「cocoちゃん」の声が。楽しいナビゲーションのおかげで、スムーズに「新宿 十二社 熊野神社」に到着しました。「cocoちゃん」、ありがとう!
ARグラス1つで迷うことなく散策を楽しめる日も到来!?
「coconey」は、東京都が推進する「スマート東京」(5Gなどデジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる取り組み。西新宿はその先行実施エリアの1つ)にも参加しています。ビーブリッジ社の代表取締役・野崎良博さんによると、このようなARグラス×キャラクターを活用したナビゲーションは、「coconey」が世界初だそうです。
海外でも多く仕事をしてきた野崎さんは、「外国の人にも日本の魅力をもっと伝えたい」との思いから「coconey」の開発をスタート。「海外の人は日本の地図やアプリの文字を読めないし、目的地になかなかたどり着けないことが多くあります。そこで、『みんなが持っているスマートフォンを道にかざすだけで道順が出てくれば、無駄な“迷子時間”を解消できるのでは?』というアイデアが浮かびました」と話します。
「現在はスマートフォン画面に表示している地図も、ゆくゆくはARグラスに映るようになり、ARグラス1つあればキャラクターの道案内によって迷うことなく街歩きを楽しめる時代が来ます」とも。「ARグラスはメガネのようにかけるだけなので、スマートフォンとは違って両手が空きます。両手が荷物でいっぱいになっても使えますし、子どもや杖を使う人なども安全に使えると考えています」
将来は、人気アニメのキャラクターやご当地キャラ、タレントなどがナビゲーションに登場し、案内をしてくれるという構想もあるのだとか。5GやARの普及によってさらに快適な街となってゆく西新宿エリア。本格的に導入される日が待ち遠しいですね。
(提供:株式会社ビーブリッジ)
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