これ、デザート多すぎない？ 超かわいいイラストまでもらえて最後まで最高のおもてなし！「byebyeblues TOKYO」コース11品全部見せ！【後編】

　華の金曜日に訪れたいオススメ夜遊びスポットを丸の内初心者の「LOVE Walker」女子編集部員ラン(28)が実際に巡り現場をレポートする本連載。

　今回は、「byebyeblues TOKYO」絶品コースの後編をお届けします！

前編「一生に一度は訪れたい！ ミシュラン1つ星のシチリアリストランテを丸の内で！ コース11品全部見せ【前編】」

　ボリューム満点のメニューはいよいよ後編へ。

　後編は「ズッパ ディ ペッシェ」と呼ばれる魚介のスープからスタート。カサゴからとったスープは白濁しており、旨みがしっかり効いていて、焼き上げたトマトが酸味のあるアクセントに。帽子のような形状のパスタ、「トルテッリ」の中にはリコッタチーズが詰まっていて、口の中で溶け合ったスープの温度感とミルキーなリコッタチーズの一体感が半端ない！！突き抜けるような旨みに、先輩と再び「おいひ〜〜〜！」と唸ります。笑

　シチリアの深い海の色をイメージした特注のお皿と共に登場したのは、今の季節が旬の鰆。オーブンで火を入れた一品。中は薄いピンクが残るようにレアめに仕上げてありました。お魚×柑橘×フェンネルはシチリアの定番ということで、付け合わせにはほんのり脱水してマリネした日向夏とフェンネルのサラダが添えてあります。ふわっふわの鰆が大優勝！ ここにきてまたデリケートな優しい一皿が体に染みました…！

　メインは、甘みの強い広島産神石牛のロースト。ピアチェンティーヌと呼ばれるシチリアのチーズを使ったソースと、赤ワインのソースの2種類をつけ比べながらいただきます。チーズのチップスがパリパリとして食感のアクセントに。菊の花、胡椒は別添えにして、さらに自分好みの味を探求できます。

　ここまでのべ9品を完食。かなりボリューム満点だったのですが、味わいの濃淡がついていたからか、胃もたれなどはなく、大皿！チーズたっぷり！といったシチリア料理のイメージを覆されました…！

　というわけで、別腹を解放してデザートへ。まずはシチリア定番のカンノーリを、小さな一口サイズでいただきます。羊のミルクのリコッタチーズを使っているそうですが、独特な羊ミルク感はなく、パリッパリのシューに油分多めなクリームがリッチで、一口でかなりの満足感・・・！

　隣は世界一と称されるシチリア・ブロンテ産のピスタチオをジェラートにしたもの。小さい粒でもギュンと香りや味わいが詰まったピスタチオが、花火のようにパチパチと香って、こちらも一口のインパクトが絶大！

　デザートはこれで終わりではありません…！ 続いて出てきたのはオペラ。通常は生地にコーヒーを使いますが、byebyebluesではアールグレイの紅茶を使用。ミルクジェラートには「マーガオ」と呼ばれる柑橘の香りがほのかに香る、台湾のスパイスを合わせて。さらには、バナナの上にパッションフルーツをキャラメリゼ。なかなかみない組み合わせですが、どれを組み合わせても、香りも風味も豊かで最高です！！

　最後にコーヒー、紅茶、ハーブティー、エスプレッソから選べるドリンクと共に一口お茶菓子を。小菓子はどれも本店シェフであるパトリツィアの作るスペシャリテで、なんと好きなだけ食べられるらしい…！ ビスコッティやアーモンド、パスタフローラにスノーボール…と凝った作りのお茶菓子が多くて選べません。が、そろそろお腹も限界に近づいてきたので、オリーブの実を見立てて作られた教会発祥のマジパンの練り菓子と、爽やかなレモンクッキーをいただきました。（それでも食べる笑）最後の最後まで口福♡

　お腹いっぱい〜…♡と幸せ気分に浸っていると、今日のコース料理の一覧がイラストになったものを一式プレゼントしていただきました…！！ ディナータイムに訪れた全ての人にお店から配っている、スタッフの手書きイラストなんだそう。（メニューが変わる度に作っているんだって！集めたくなるクオリティ！！）今日の美味しい想い出がいつでも思い返せるって幸せですね。家に大事に飾ろう〜♪

　丸の内FridayNight、次回もお楽しみに！

【住所】東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング１階104（東京トキアビル）
【電話番号】03-6812-2131
【営業時間】11：30～15：00（LO13：00）、18：00～23：00（LO22：00） 日祝18：00～22：30（LO20：00）
【定休日】なし
【HP】https://www.byebyeblues.tokyo/