丸の内で見つけたビビッドでクールな名刺入れにハート❤鷲掴み! その誕生秘話が素敵すぎた
2025年02月04日 12時00分更新
大手町を歩いていたら、すごく素敵なアイテムを見つけました! 千鳥格子のような柄が目を引く名刺入れなんですが、もう一目惚れ! 超可愛いんですけど!とお店に入ってみたら、名刺入れだけではなくアパレル雑貨などいろいろなアイテムがあってまたもテンション爆上がり! しばらくお店に滞在してしまいました。
華やかデザインに私の心はわしづかみ
財布やポーチ、ベルトなど小物に柄物を使ってアクセントにするのが好きなので、こういったデザインのものに目がありません。しかも通常、千鳥格子のベースって白が多くないですか? 私が「おっ」となったのは、ベースの色が水色っぽかったからです。オレンジやピンクの差し色が入っているのもめずらしい!
よく見ると、千鳥格子以外にも布がはためいているような模様だったり、水玉だったりとデザインもさまざま。ちょっと和風っぽい柄なので、派手なのに落ち着きも感じます。どれもビビッドなカラーなのも良い!
ためしに手に取ってみたところ、かなりソフトな手触り。ガバッと開くので、小銭などを入れるミニ財布としても使えそうです。ポケットも2つあるから、小銭とレシート、予備用のお札などを分けて入れられそうなのも便利。あと、なんだか水や汚れにも強そうな素材感なのも印象的です。
普通の名刺入れかと思いきや、隠された秘密が
これらの商品、デザインも素敵なんですけど、その誕生の過程にもとっても素敵な秘密があります。なんとこの商品、もう使わなくなった丸の内仲通りに吊るされていたバナーフラッグのアップサイクル品なんです! アップサイクルとは、本来破棄されるはずの製品に新たな価値を与えて再生すること。
丸の内のアップサイクルブランド「Ligaretta(リガレッタ)」では、丸の内仲通りに掲出されたバナーフラッグの上からシークレット地紋という模様をかけて、その素材を使ったアイテムを制作しているんです。どおりで水や汚れに強そうなわけだ!
そんな丸の内のアップサイクルアイテムを扱っているのが企画展「アナザー・丸の内」。2月9日(日)まで、大手町の地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」で、アップサイクルブランド「Ligaretta」とのコラボレーション企画展として開催されています。
「アナザー・丸の内」では、名刺入れ以外にもバッグやストラップなどさまざまなアイテムを取り扱っています。
Ligarettaを担当する大丸有エリアマネジメント協会(通称リガーレ)の長谷川春奈さんによると、アパレル製品を作るとどんなに無駄が出ないように気を付けても、全体の30%程度が残布として廃棄されてしまうのだそう。そこで、Ligarettaでは残布ロス10%以下になるよう、デザイン設計の段階から工夫して全ての商品を製造しています。そして、更に余った端材をピンズとして活かしています。そういえば名刺入れの内側も折り紙のようになっていましたが、残布が出ない工夫だったんですね。
確かに、バナーフラッグは掲出期間が終わったら捨てられてしまうもの。それをアップサイクルすることでこんなに素敵なアイテムになるなんて!
オフィス街にあったバナーフラッグが、オフィスで働く人々が普段使いできるアイテムとして生まれ変わるところもなんだか素敵です。「丸の内は、いつもワーカーのそばにある」というメッセージ性も感じました。
おしゃれだし、バナーフラッグならではの耐久性もありそうだし、さりげなく丸の内愛が伝えられるし、さりげなく環境問題にも配慮している。そんなLigarettaのアイテムにこれからも注目していきたいと思います。名刺入れもゲットしたし、今度はレインブーツが欲しいな!
アナザー・丸の内
開催期間:2025年1月28日(火)~2月9日(日)
営業時間:10:00~19:00
休業日:毎週月曜日 ※月曜祝日の場合は営業
住所:東京都千代田区大手町2丁目6−3 銭瓶町ビルディング 1階 ぜにがめプレイス
電話番号:03-6262-1375(アナザー・ジャパン)
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