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2,000円台で本格クラシックの演奏を楽しめる「ラ・フォル・ジュルネ」はゴールデンウィークの最適解!

 もうすぐやって来るゴールデンウィーク。何をしようかとワクワク楽しみにしている方も多いかと思います。丸の内LOVEWalkerがGWの過ごし方としてぜひオススメしたいのが「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO(LFJ TOKYO)」です!

 「ラ・フォル・ジュルネ」は、フランス発祥のクラシック音楽の祭典。期間中、会場となる丸の内周辺で、多くのクラシックコンサートや演奏会が催され、誰でも気軽に本格的なクラシックの演奏に触れることができます。

 しかも、多くの本格クラシックコンサートが大人2,000円台という超破格で楽しめ、無料のリサイタルもたくさん用意されています。もちろん「LFJ TOKYO」には、リーズナブルに楽しめるというだけではない多くの魅力がありますので、ここではその魅力の一部をご紹介していきます!

LFJの魅力(のほんの一部)
・普通のクラシックコンサートに比べて料金が格安!
・著名演奏家のコンサートが気軽に楽しめる!
・公演時間が短めでいろいろな演奏を楽しめる!
・無料の公演も多数用意!
・街中が音楽の祭典で盛り上がる!
・小さな子供連れでも楽しめる!

「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025」ってどんなイベント?

 ラ・フォル・ジュルネとは、もともと1995年にフランス西部の港町ナントで誕生した、誰もが楽しめるクラシック音楽祭です。ラ・フォル・ジュルネとは「熱狂の日」を意味し、ネーミングの通りヨーロッパの様々な音楽祭の中でも大いに盛り上がりを見せています。

 東京国際フォーラムでの初開催は2005年。以来、2007年には来場者数100万人を超え、2024年までに延べ904万人の来場者数を記録する、世界最大級の音楽祭となっています。

 今年の「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025」は、2025年5月3日(土・祝)から5月5日(月・祝)の3日間の開催。東京国際フォーラムを中心に、大手町・丸の内・有楽町、そして東京駅、京橋、銀座、八重洲、日比谷、みなとみらいで開催されます。

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025

 今年のLFJ TOKYO 2025で行われる3日間合計の公演数は、東京国際フォーラムのホールで行われる有料公演だけでなんと90公演。さらにその周辺地域でも、無料で鑑賞できるコンサートが数多く用意されており、今年も盛り上がること間違いなしの一大音楽イベントなんです。

驚きの安さで楽しめる本格クラシック

 クラシックのコンサートって、行ったことのない人、行き慣れていない人には、なんだか格式ばって敷居が高く感じてしまう人も多いのではないでしょうか。でもラ・フォル・ジュルネでは、そんな心配は不要です!

 本格的なクラシックコンサートってチケット代も高そう…と不安に思うかもしれませんが、LFJならその点も安心。大人が1公演2,000円台から楽しめる公演がほとんどなんです! LFJ TOKYOの魅力は数あれど、お手頃な値段設定は大きな魅力の1つといえます。

昨年開催時の様子

昨年開催時の様子

 また、クラシックコンサートでは、公演時間が2時間ほどあるのが普通ですが、LFJ TOKYOでは、1公演約45分~1時間ほどの公演ばかり。クラシック初心者にとっては挑戦しやすいのではないでしょうか。

昨年開催時の様子

昨年開催時の様子

 もちろんこの安さや公演時間の短さは、クラシックファンにとっても嬉しいポイントとなります。LFJ TOKYOでは1日にいくつもの公演が実施されるので、好きな奏者や指揮者のコンサートをいくつもハシゴすることだってできちゃうんです。クラシック好きなら、何公演も鑑賞したくなりますよね。

 チケットは、LFJチケット販売サイト(https://lfj.pia.jp/)やチケットぴあ(https://t.pia.jp/pia/events/lfj/)で購入が可能。また、会期中は東京国際フォーラム ホールD1にチケットオフィスが設置され、そこで当日券を購入することもできます。公演当日までに完売している公演については当日券の販売はないので、気になる公演は事前に購入しておくのがおすすめです!

無料の公演も盛りだくさん!

 お手頃な鑑賞料金で楽しめるのが嬉しい、ラ・フォル・ジュルネ TOKYO。実は、有料の公演だけではなく、無料の公演もたくさん行われるんです。もはやお金を使わなくても楽しめちゃいます。

 東京国際フォーラム 地上広場で行われる「地上広場キオスクステージ」は毎年多くの観客が集まる、LFJ TOKYO名物の1つ。まさにお祭りのように、にぎやかに音楽を楽しむことができます。

地上広場キオスクステージ

昨年開催時の様子。地上広場キオスクステージは毎年大盛り上がり!

 東京国際フォーラム 地下2階 ホールEでは、「ホールEキオスクステージ」を開催。ここへは、開催期間中の「有料コンサート」か「マスタークラス」のチケット(半券も可)があれば無料で入場することでき、さまざまなプログラムを楽しむことができます。

 また、「エリアコンサート」として、丸ビルや新丸ビル、東京交通会館やKITTE、丸の内仲通りなど、丸の内エリアの多くのスポットで無料のコンサートが開催。期間中は丸の内エリアを歩いていると、さまざまな場所で音楽に出会うことができます。

エリアコンサート

昨年の丸の内仲通りでのエリアコンサートの様子。5月の心地よい気候のなかで聞く音楽は格別!

小さな子供でもクラシックを楽しめる!

 ゴールデンウィーク、小さなお子さんがいるご家庭では、子供を連れて、どこへ出かけようか…と悩んでいるお家も多いのではないでしょうか? そんな方にもラ・フォル・ジュルネ TOKYOはおすすめ!

 クラシックコンサートに子供は連れていけないでしょ?と思われるかもしれませんが、実はラ・フォル・ジュルネは子供も大歓迎のクラシック音楽祭! 幼いうちに本物の音楽に触れてほしいという想いから、3歳以上の未就学児の子供でも入場できるコンサートが用意されています。また、「0歳からのコンサート」という、赤ちゃんと一緒に楽しめるコンサートまであるんです。

0歳からのコンサート

「0歳からのコンサート」過去開催時の様子。子供たちも一緒に音楽を楽しめます

 子供たちに生のクラシック音楽を体感させられる、貴重な機会。私自身、昨年、一昨年と「0歳からのコンサート」を鑑賞したのですが、オーケストラの音色に合わせて、大人も子供も和気あいあいとした空間のなか、体を動かしながら音楽を楽しんでいました。ゴールデンウィークのお子さんとのお出かけスポットとして、とってもおすすめです!

ベビーカー置き場

「0歳からのコンサート」では、こんなにたくさんのベビーカーがベビーカー置き場に! 小さな子がたくさん参加しているとわかります

今年は音楽の発展に多大な貢献をした
都市と時代にスポットライトを当てる

 毎年テーマが設定され、それに合わせたプログラムが組まれているラ・フォル・ジュルネ TOKYO。

 今年のテーマは、「Mémoires(メモワール) ――音楽の時空旅行」。音楽の発展に多大な貢献をした都市とその時代にスポットライトを当てます。

 1600年から1750年まで、西洋音楽の発展の中心地であったヴェネツィア。バロック音楽・前古典派音楽の一大中心地となったロンドン。ハイドンとモーツァルトが古典派の黄金期を築くと、西洋クラシック音楽の真の拠点となったウィーン。19・20世紀の転換期に、世界中の優れたアーティストたちが集結した“光の都”ことパリ。20世紀に世界の音楽シーンの“震源地”の一つとなったニューヨーク。そのほか、サンクトペテルブルク、ライプツィヒ、プラハ、ブダペストにもスポットを当てます。

 2025年の東京に居ながら、音楽を通して、さまざまな時代や都市を旅することができる今年のLFJ TOKYO。開催が待ちきれません。丸の内LOVEWalkerでは、明日からもさらに詳しくLFJ TOKYO 2025の魅力をご紹介していきますので、お楽しみに!


ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025
開催日:2025年5月3日(土・祝)・4日(日・祝)・5日(月・祝)
会場:東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町、東京駅、京橋、銀座、八重洲、日比谷、みなとみらい


文 / オシミリン(LoveWalker編集部)

大阪生まれ。
趣味は読書と写真を撮ること、おいしいものを食べておいしいお酒を飲むこと。


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