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「木と暮らす2040年の東京」が見つかるデザイン企画展─都会の真ん中で山に呼ばれる30日

 昨年も開催され好評だったGOOD DESIGN Marunouchi企画展「TOKYO WOOD LIVING 2040 山と木と東京」が、今年も5月1日(木) より5月31日(土)まで開催されます。

山と東京を木でつなぐ企画展

 公益財団法人日本デザイン振興会(以下、JDP)は、三菱地所株式会社の特別協賛により、GOOD DESIGN Marunouchi企画展「TOKYO WOOD LIVING 2040 山と木と東京」を2025年5月1日(木) より5月31日(土)まで開催します(一部会場は会期が異なります)。

 本年2回目となる本展は、井上岳一氏(株式会社日本総合研究所 創発戦路センター チーフスペシャリスト)、内海彩氏(株式会社内海彩・長谷川龍友建築設計事務所 代表取締役・NPO法人team Timberize理事)、腰原幹雄氏(東京大学生産技術研究所 教授・NPO法人team Timberize 理事)、若杉浩一氏(武蔵野美術大学 教授・同ソーシャルクリエイティブ研究所 所長)をディレクターに迎え、現在の山と木が抱える課題に対して、山と都市の循環をデザインで創出することをテーマに、大手町・丸の内・有楽町・八重洲エリアでイベントを実施します。さらに、東京駅周辺エリアの山と木に関係の深い製品を扱う店舗と連携し、多様なプレイヤーと出会う機会を提供します。

 荒廃した現在の日本の山林に手を入れ、豊かな森林資源を次代につなぐためには、山と都市の間に木と経済の循環を生み出すことが不可欠です。本企画展は、山と木と都市の現状に着目し、山と都市をつなぎ循環をもたらすデザインを通じて、2040年までに東京の暮らしを「WOOD LIVING」に変えてゆく方策を展望します。

 JDPが丸の内3丁目で運営するデザインギャラリーGOOD DESIGN Marunouchiをはじめ、大手町・丸の内・八重洲地区で企画展・販売イベント・シンポジウムを展開。会場ごとにテーマを設け、2040年の東京を心地よく創造力にあふれた「木の都市」にするための技術やアイデアを、建築家やデザイナー、アーティスト、メーカー、ディベロッパー、建設会社、林業家等の活動の中に探ります。

 「木の都市」を目指すさまざまな技術やアイデアに触れられる貴重な企画展です!

TOKYO WOOD LIVING 2040 山と木と東京
会期:
2025年5月1日(木) ~31日(土) 、マルキューブ会場は5月16日(金) ~18日(日)開催
入場料:全会場 入場無料
会場:
第1会場 「山と木とわたし」 GOOD DESIGN Marunouchi (千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
第2会場 「適当に木を使う - 創造力と計画性 -」新東京ビル1Fロビー(千代田区丸の内3-3-1)
第3会場 「都市木造スタジオ2025 -地域と都市を木で繋ぐ」POTLUCK YAESU(中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 5F)
第4会場 「丸ビル木イチ」5月16日(金) - 18日(日) マルキューブ(千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング1F)
オープニングトーク 5月2日(金)「山と木と東京の未来を語ろう」3×3Lab Future(千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル 1F)
フォーラム 「丸の内からデザインする東京の木の暮らし」5月16日(金) 丸ビルホール(千代田区丸の内2‐4‐1 丸ビル7F)
連携企画 公式会場と東京駅周辺エリアの連携会場(14箇所)を巡るスタンプラリー


文 / オシミリン(LoveWalker編集部)

大阪生まれ。
趣味は読書と写真を撮ること、おいしいものを食べておいしいお酒を飲むこと。


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