「アール・デコ」ってどういう意味? これ読んだら一生忘れない
2025年10月08日 12時00分更新
「アール・デコ」という言葉、よく耳にするけれど、具体的にどんなものか説明できますか? いざ「どういう意味?」と聞かれると、意外と答えに詰まってしまいますよね。
「アール」はフランス語で「アート」のこと。「デコ」はフランス語のデコラティフ、英語でいうとデコレーティブ、つまり「装飾」のことです。アール・デコとは、主に1920年代から30年代にかけて、ヨーロッパやアメリカで花開いた「装飾様式」を指す言葉です。
「狂騒の時代」と呼ばれたこの時代、機械文明への憧れや都市の活気を反映し、直線、ジグザグのライン、シンメトリーなど、幾何学図形を多用したモダンなデザインが、アール・デコの特徴です。建築、インテリア、ファッションなど、あらゆる分野を席巻したこの様式の本質とは何か?
三菱一号館美術館で2025年10月11日(土)からスタートする「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展。10⽉11⽇(⼟)〜10⽉13⽇(⽉・祝)までの3日間は、「アール・デコとモード」展と連動した“丸の内で体験するアール・デコな3⽇間”の企画が実施されます。展示と合わせて楽しんで、アール・デコ尽くしな1日を楽しみましょう!
アール・デコ博覧会から100年を記念するポップアップストア
三菱一号館美術館で2025年10月11日(土)~2026年1月25日(日)まで開催する「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展で、現存するフランス最古のクチュールメゾン<ランバン>の創業者ジャンヌ・ランバンの業績を集めたエリアが設けられます。 今年は、そのジャンヌ・ランバンが⼿腕を発揮した、「現代産業装飾芸術国際博覧会」=通称アール・デコ博覧会から100年⽬にあたります。
これを記念して、美術館から徒歩約3分の距離にある丸ビル1F・マルキューブでは、ランバン事務局が主催するポップアップストア「ART DÉCO et LANVIN」(アール・デコとランバン)が10⽉11⽇(⼟)〜10⽉13⽇(⽉・祝)まで開かれ、「アール・デコとモード」展と連動した“丸の内で体験するアール・デコな3⽇間”の企画を実施します。
三菱一号館美術館と『ART DÉCO et LANVIN』の連動企画
①「アール・デコとモード」展と「ART DÉCO et LANVIN」(アール・デコとランバン)をホッピング
美術館でジャンヌ・ランバンが手がけた1920年代のドレスを見たあとは丸ビル1F・マルキューブで体験できる、現代的に解釈されたアール・デコをお楽しみください。美術館内に設置したフライヤーと「アール・デコとモード」展の半券(またはQR コード)を「ART DÉCO et LANVIN」で提示で限定ステッカーをプレゼント!
②ミュージアムショップでも限定商品が購入可能!
アール・デコ博覧会から100周年を記念し、当時のアール・デコの様式美にオマージュを捧げた特別なアートワークをパリのランバンアトリエが制作。ミュージアムショップ「Store 1894」では、そのロゴマークや図柄をあしらった限定商品がラインナップします。
アール・デコ博100周年記念「ART DÉCO et LANVIN(アール・デコとランバン)」
会場:丸ビル1階マルキューブ
実施時間:2025年10月11日(土)〜 10月13日(月・祝)11:00〜19:00
入場料:無料
特典:期間中に11,000円(税込)以上お買い上げの方に、先着でチャーム、またはハンカチをプレゼントいたします。
文 / オシミリン(LoveWalker編集部)
大阪生まれ。
趣味は読書と写真を撮ること、おいしいものを食べておいしいお酒を飲むこと。
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