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称名寺境内国史跡指定100年の歴史を振り返る、横浜市歴史博物館「浄土の庭―称名寺境内国史跡指定100年―」12月4日より開催

2021年10月27日 15時10分更新

 横浜市歴史博物館では12月4日から、令和3年度に指定された文化財の速報展示と、称名寺境内史跡指定の歩みを紹介する「浄土の庭―称名寺境内国史跡指定100年―」の2つの展覧会を同時開催する。

 速報展示では、令和3年度に新たに有形民俗文化財に指定された「奉納杓子(ほうのうしゃくし)」(小児の百日咳除けの祈願としてオシャモジサマとよばれる小祠に奉納された杓子)や、同時開催する「浄土の庭―称名寺境内国史跡指定100年―」展にちなんで平成8年度に横浜市指定文化財として指定された平安時代の浄土信仰と関係の深い紺紙金字法華経(こんしきんじほけきょう)を展示。

 称名寺境内(金沢区)は大正11年に国の史跡に指定され、令和4年は指定から100年の節目を迎える。称名寺は鎌倉幕府の重職を担った金沢北条氏の菩提寺であり、「称名寺絵図」にみる一大伽藍は14世紀の初め頃に完成したとされている。反橋・平橋の架けられた阿字ケ池を中心とする浄土庭園は、背後の三山とあいまって、称名寺を特徴づける景観となっており、本展では称名寺境内の史跡指定の歩みを伝えるとともに、称名寺の造営に結実した浄土思想について、金沢北条氏の盛衰とともに紹介。

展覧会概要
会期  :12月4日~2022年1月10日
開館時間:9時~16時30分(券売は16時まで)
休館日 :月曜日(祝日の場合は翌日)、12月27日~2022年1月4日
会場  :横浜市歴史博物館 企画展示室
主催  :(公財)横浜市ふるさと歴史財団、横浜市教育委員会
観覧料 :一般500円/高校・大学生300円/小・中学生、横浜市内在住65歳以上100円

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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