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「スマート東京先行実施エリア」である豊洲において、複合開発区「ミチノテラス豊洲」がグランドオープンし、街びらきイベントが開催されました!!!

2022年06月15日 12時00分更新

※新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。

 新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。

 東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部です。(旧 次世代通信推進課note)。デジタルサービス局は、デジタルの力を活用した行政を総合的に推進し、都政のQOSを飛躍的に向上させるため、新たに設置した組織です。その中で、ネットワーク推進課は、東京の成長戦略やICT利活用の更なる推進のため、2019年(平成31年)4月に新たに設置された組織です。その中で、次世代通信推進課は、TOKYO Data Highwayの構築を推進し、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向け、取り組んでいます。

 都民の皆様がどこにいてもサクサクつながる環境を構築するため、全国初となる5Gアンテナ基地局を搭載するスマートポールの試行設置や通信事業者が5Gアンテナ基地局を設置しやすいように、行政財産を開放するなど様々な取組みを展開しています。こうした日々の取組みを都民の皆様に情報発信していきます。

■前回の紹介記事はこちら。
西新宿で様々な取組が!~~令和3年度第4回西新宿スマートシティ協議会 レポート~~ https://lovewalker.jp/elem/000/004/093/4093852/

※過去の連載記事はこちら:東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部ネットワーク推進室(旧 次世代通信推進課note)連動企画
https://lovewalker.jp/special/3000752/

 皆さんこんにちは! 東京都では、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることが出来る「スマート東京」の実現に向け、先端技術等を活用した分野横断的なサービスの都市実装を目指しています。

 その様々な取組の一つとして、「スマート東京先行実施エリア」を設定し、5Gと先端技術を活用した分野横断的なサービスの都市実装を重点的に推進しその成果を都内市区町村に横展開していきます。

 この度、「スマート東京先行実施エリア」の都心部として設定している豊洲において複合開発区「ミチノテラス豊洲」がグランドオープンし、街びらきイベントが開催され、私どもの久我デジタルサービス局長も参加いたしました。本イベントは約1万人の来街で、大きな賑わいを見せましたので、今回はその様子をお知らせします!

「ミチノテラス豊洲」とは

 ミチノテラス豊洲とは、オフィス棟「メブクス豊洲」と豊洲エリア最大規模のホテル棟「ラビスタ東京ベイ」の複合開発街区です。

 メブクス豊洲とラビスタ東京ベイの間の街区中央には、高速バスやBRTのターミナルとなる交通広場を配置し、その上部に広場状のデッキ空間を整備しています。このオープンスペースを介して、街区に隣接する新交通ゆりかもめ「市場前」駅と晴海運河の水辺空間をつなぐ歩行者デッキも整備しており、これらの施設を、交通結節機能や賑わい・情報発信機能、災害時対応機能を備えた都市型道の駅「豊洲MiCHiの駅」として運用します。

 メブクス豊洲では、 建物内の建築設備やIoTデバイス、各種アプリケーションを容易に相互連携できる建物OSを活用した自動走行ロボットなどの実装も行っています。自動走行ロボットが人々を目的地まで案内します。

ミチノテラス豊洲の構成

自動走行ロボット

街びらきイベントの様子

 豊洲場外マルシェのほか、地域のワークショップやキッチンカーが登場し、自動運転車に試乗できる実証実験や完成したばかりの桟橋から乗るミニクルージングも行われました。

 物産展やワークショップのブースでは様々な地域からの出店があり、多くの方がそれぞれ気に入ったブースに立ち寄って買い物や体験を楽しんでいました。産直野菜のお店では野菜の詰め放題なども行われていました。

 また、ARグラスを装着してブースを見ると各店補の上空にその店舗で販売されている商品を確認することでできるスマートサービスの開発も行われています。こちらのARグラスでは、バスの発着等、交通情報も確認することができました!

物産展の様子①

物産展の様子②

ARグラスを装着してみた世界①

ARグラスを装着してみた世界②

※本写真内のデータはダミーで表示しております

 ラビスタ東京ベイの横には完成したばかりの新しい船着き場(浮き桟橋)があり、そこからのミニクルージング体験が行われました。20分という短い時間ではありますが、参加者の皆様には船で非日常体験をして頂くことができました。

ミニクルージング体験

 自動運転車の実証実験では自動走行ロボットが人々を乗り場まで案内し、ミライの技術体験ということで自動運転車の試乗を行いました。自動運転車は想像以上にスピード感がありましたが、発進・停止もスムーズに行われていました。このような自動運転車の登場は、東京の可能性の広がりを予感させます。

実証実験で使用した自動運転車

終わりに

 今回は、「スマート東京先行実施エリア」の豊洲での街びらきイベントの様子を紹介しました。豊洲に限らず、「スマート東京」の実現にむけ、「スマート東京先行実施エリア」では様々なスマートシティ推進の取組を行っています。今後も、各エリアは創意工夫と情熱で、5Gと先端技術を活用した分野横断的なサービスの都市実装に向けて大きな一歩を踏み出していきます。

 デジタルサービス局では、これからも、デジタルの力で社会を変える様々な取組を実施していきたいと思います。

【参考】スマート東京先行実施エリアHP:
https://www.leadingarea-smarttokyo.jp/

◆この記事は、下記より転載しています
https://note.com/smart_tokyo

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