2022年度の西新宿スマートシティ協議会が始動～宮坂副知事も登場!!～

※新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。

　新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。

　東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部です。（旧 次世代通信推進課note）。デジタルサービス局は、デジタルの力を活用した行政を総合的に推進し、都政のQOSを飛躍的に向上させるため、新たに設置した組織です。その中で、ネットワーク推進課は、東京の成長戦略やICT利活用の更なる推進のため、2019年（平成31年）4月に新たに設置された組織です。その中で、次世代通信推進課は、TOKYO Data Highwayの構築を推進し、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向け、取り組んでいます。　

　都民の皆様がどこにいてもサクサクつながる環境を構築するため、全国初となる5Gアンテナ基地局を搭載するスマートポールの試行設置や通信事業者が5Gアンテナ基地局を設置しやすいように、行政財産を開放するなど様々な取り組みを展開しています。こうした日々の取り組みを都民の皆様に情報発信していきます。

　前回の紹介記事はこちら

都における自動運転に関する取り組みをご紹介します！　part2

※過去の連載記事はこちら：東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部ネットワーク推進室（旧 次世代通信推進課note）連動企画

　皆さんこんにちは。東京都では2019年度から、地元のエリアマネジメント団体である（一社）新宿副都心エリア環境改善委員会と共同で「西新宿スマートシティ協議会」を運営し、地元企業をはじめとする様々なステークホルダーと連携しながら、西新宿の街をスマートシティにしていく取り組みを推進しています。

協議会について

　西新宿スマートシティ協議会は、デジタル技術を活用することで人と人、人と都市をつなげ、西新宿に関わる人のQOL（生活の質）の向上に貢献することを目的としています。目的の達成に向けて、課題解決策の推進や広報・巻き込み活動を通じた機運醸成などに取り組んでいます。

　2022年度第1回の協議会が5月27日（金）に開かれました。今回は協議会設立以来はじめてオフラインで開催し、オンラインと併用して会議が行なわれました。宮坂副知事も現地で参加し、取り組みを進める方々と熱く意見交換を行ないました。

　今年度は、協議会設立から3年目となります。さらに魅力ある西新宿の実現に向け、協議会活動を次のステージに高めるべく、今年度の協議会活動の重点ポイントとして3点にフォーカスし、意見交換を行ないました。

広報・巻き込み活動、発信の強化

　1点目は、広報・巻き込み活動、発信の強化です。

　協議会では、公式ウェブサイトやLINEコミュニティーなどを通じて、広報・巻き込み活動を実施しています。

　今年度は、地元企業の方々に向けた広報・周知活動や、協議会のプロジェクトである「西新宿LOVE Walker」等と連携した情報発信を強化していきます。7月6日（水）には、西新宿LOVE Walker のYouTube Liveの第1弾として、宮坂副知事も出演し、西新宿のスマートシティの取り組みを紹介する予定です。日程が近づいてきましたら、西新宿LOVE WalkerのウェブサイトやTwitterをチェックいただき、是非ご視聴ください。

・西新宿LOVEWalkerのウェブサイト
・西新宿LOVEWalkerのTwitter
　
　また、昨年度はコロナ禍の状況で1回の開催にとどまった意見交換会にも力を入れて取り組んでいきます。意見交換会は、協議会のLINEコミュニティーに登録していただいているような、西新宿のスマートシティの取り組みに関心をお持ちの方々にお集まりいただき、ワークショップの開催などを通じて、取り組みに対する生の声をいただくものです。今年度は複数回実施し、皆様の貴重なご意見を協議会活動に反映していきたいと思っています。開催内容が決まりましたらウェブサイトやLINEでお知らせしますので、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

各プロジェクトの都市実装に向けた取り組み推進

　2点目は、各プロジェクトの都市実装に向けた取り組みの推進です。

　協議会では、地域課題を解決するため、2～3年後の目指すべき姿を設定し、地元を中心とした民間事業者が主体となり、課題解決に資するデジタル技術を活用したプロジェクトを展開しています。

　今年度は、各プロジェクトが相互に連携することで、取り組み内容の拡充や広報効果を強化し、サービスの提供に向けた都市実装を促進していきます。各プロジェクトの具体的な内容や実施スケジュール等につきましては、随時、お知らせします。

　また、新たな課題に対応する新規プロジェクトを募集し、取り組みの重層化を図っていきます。募集の具体的な内容は近々公表する予定ですので、西新宿をフィールドとして課題解決に取り組みたいと意欲のある事業者様は、ぜひ協議会のウェブサイトよりお問い合わせください。

https://smartcity-nishishinjuku.jp/

　西新宿地区では、5G活用サービス事業者やスタートアップ、大学等の多様な主体が参画しサービス実装に取り組むコンソーシアムの設立や、デジタルの力を活用し社会課題解決に取り組む人材の育成を目指したプログラムの開催も予定されています。当協議会は、このような事業と連携しながら実装に向けた取り組みを進めていきます。

協議会の持続的な運営に向けた検討

　3点目は、協議会の持続的な運営に向けた検討です。

　今年度は、スマートシティ化を実感できる実現イメージを、取り組みを進める皆様と創り上げ、広く共有していきます。また、この西新宿のスマートシティの取り組みが持続的に継続できるように、必要な機能と適切な役割分担を整理し、組織体制やファイナンスについて検討していきます。

西新宿の将来イメージ　「人が憩える、緑が至る所にある西新宿をつくる」

おわりに

　今年度も西新宿のスマートシティの取り組みが始動しました。今後も様々な取り組みを通じて、西新宿エリアのスマートシティに対する熱量をどんどん高いものにしていきたいと思います。

引き続き、西新宿スマートシティ協議会のウェブサイトを定期的にご覧いただくとともに、西新宿の取り組みを配信しているLINEコミュニティーにご登録いただき、是非とも熱気あふれるコミュニティの仲間に加入していただければと思います。お待ちしております！

◆この記事は、下記より転載しています
https://note.com/smart_tokyo